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向いていなかったことについて考える

「ずっとやってみたかったことに挑戦したのだけど、いざやってみるとこれがまあ、なんとも自分にしっくりこなかった」みたいなことがありました。

しっくりこないというのは、”やっていてしんどくて自分から積極的に取り組めない”、そんな感覚。

ここ数週間で感じたもやもやを供養するために書きます。

”ずっとやってみたかったこと”というのはWebライターの仕事です。

まだ前職についていた頃、在宅ワークに憧れてSNSで情報収集をしていました。自分のスキル向上や収入のためにも、副業から何か始めてみたいなと漠然と思っていたからです。デザイン関連や、動画編集、SNS運用代行など、本当にたくさんの働き方があることを知りました。


以前より、”書ける人”になりたいという気持ちがあった私は、たくさんある在宅ワークのなかでもWebライターの仕事に興味を持ちました。
趣味として本を読むことが日常に組み込まれている私にとって、文字と向き合うことは苦ではないんじゃないか、とも思っていました。

そこで時間に余裕があるこの夏、ようやく挑戦してみたんです。

だけど、これがさっぱり向いていなかった。

やっていくうちに、自分の心のなかが「しんどいな~、苦しいな~、やりたくないな~」の3段重ねになってしまったんですね。
ずっとやってみたいと思っていたはずなのに。

これ、何でなんだろう?と思って、私がしんどさを感じる部分について考えてみました。

・興味のないテーマのリサーチが苦しい(そもそもリサーチの過程が辛い…)
・納期が設定されている=自分のペースで書けない(時にはめちゃ短納期)
・細かな執筆ルールを守るのがしんどい

まず実際にやってみて分かったことは、Webライターの仕事はリサーチと文章構成が大部分を占めているということ。
この過程でまず私は苦しくなってしまいました...。自分が興味の持てるテーマであれば良いのですが、そうでない場合のリサーチが本当に何をどうやっても進まなかったのです。

あとは、差し迫る納期と執筆ルールを守ること。細かなレギュレーションを見ていると書くことがどんどん嫌いになってしまいそうで、納期が翌日と迫っているのにも関わらずPCに向きあうことが出来なくなった時、「あ、私には向いていないのだな」とそこで悟りました。

Webライターってこんなに苦しいものなのか~、と実際に経験してみて(たったの1ヶ月だけど)痛感しています。

何でもやってみなきゃ分からないことばかり。
大きな金額を投資したからには頑張らねばならぬ...!と思っていたけれど、やっていてどうにも苦しくなってしまう。
Webライターは自分には向いてないと、はっきり気づけた8月だったな。

私はおそらく、自分の好きなことを好きなように好きなタイミングで書きたいんだろうと思います。(たぶんみんなそうなのかもしれないけれど)

書くことを仕事にしてお金をもらうには、いろんな約束が関わってくる。
私にはそれを守る覚悟とメンタルが悲しいことに無いみたい。


ただ以前の私なら、何かやってみたいと思ってもやらない理由を探して挑戦しなかったと思うので、実行に移しただけでもエライぞ!と自分を褒めてあげることにします…。笑


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