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パーティで女の子に話しかけるには/ジョン・キャメロン・ミッチェル

ありがとう、ジョンキャメロンミッチェル。自由なき日々への反逆。個性を尊重するコロニーでありながら、規則の中で生きなければならなかったザンが自由を謳うその姿は、間違いなくパンクだ。

エンと共に飛び出し、自分の身で多くのことを体験して、感じて、エンと通じ合い、自由を手にしたザンは、宇宙人達の心臓になった。どこへだって行ける出入り口に。自由を得たことで失ったものはある、これから色んなものを失うかもしれない。エンとの間にできた新しい命と共に地球を去った彼女の選択はもしかしたら間違いだったのかもしれない。けれど、宝石みたいな世界に行けるのに、どうして縛り付ける事ができるだろう?心が踊るようなことがたくさんあるのに、どうして躊躇する必要があるだろう?私たちはいつだって、どこへだって飛び出して行ける。How to Talk to Girls at Parties−生きている私たちはもうその方法を知ってる。

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