ハングアウトトビリシ #5 ビール
トビリシの冬も終わりが近づいてきました。
こちらでは3月初めくらいから天気がよくなり、日中はとても暖かくなります。春が来た!と喜んでいると3月後半から4月の半ばくらいまでトビリシは雨季に入ってまた寒くなってしまうのですが、3月は桃やアーモンドの花が咲きだします。日本の桜を見るようでやっぱり春のうららかさを感じます。
こちらは2019年3月4日の朝 トビリシ旧市街からのながめ 去年も快晴
少し郊外に出るとこのようなちょっと桜のような花が満開
一般にジョージア旅行のベストシーズンは6月から9月くらいまでと言われていますが穴場のシーズンは3月上旬なのです。ローシーズンなのでフライトチケットも宿泊費も安くて人は少なく、天気がいい! 今年は新型コロナウイルスの関係でちょっと大変ですが・・
さて花見といえばビール。冬の間はワインやチャチャと呼ばれる葡萄の粕取りブランデーを飲んで過ごしてきたのですがそろそろビールの季節です。
ジョージアではワインが有名ですがビールもかなり昔から飲まれていたようです。
ピロスマニの描いたビアホール看板
ジョージアを代表する画家ニコ・ピロスマニの描いたビアホールの看板
ロシア語とジョージア語で「つめたいビール」と書いてあります
1910年 Georgia National Gallery 所蔵
ジョージアではワインが正式な祝い事や宴会で飲まれたのに対してビールの立ち位置は仕事の合間に疲れを取るスカッと爽やか、清涼飲料的なものだったようです。ピロスマニは生前は売れない酔いどれ画家でレストランや酒場に酒代をもらっては絵を描いていたそうです。このころビールは金属製のピッチャーで提供されてたのでしょうかね。
今日はこれからの春夏、トビリシでビールを飲むのに気持ちのよいお店を何店か紹介したいと思います。
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