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おみやげ ハングアウトトビリシ#29
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ジョージアのおみやげ
こんにちは。siontakです。
今週のテーマはおみやげ。ジョージアへの旅行が難しい時期にジョージア旅行のおみやげを語るのも少しいじわるですが僕もこれまでジョージアに暮らして6年、日本に一時帰国する際は色々なおみやげを持って帰りましたし、本業のガイドでは旅行者のみなさんにいいおみやげが手に入りそうなところを紹介したり、または僕が思いもつかなかったおみやげを嬉々として購入するところを見てきました。
今日はその中からいくつかジョージアのおみやげを紹介したいと思います。
ワイン
ワイン好きも、ワイン好きでなくてもみなさんよく買われて帰るのがこれ。かさばるし、割れ物なので慎重を期しますがそれでも一本二本くらいは持って帰りたいですよね。
昨日は友達が親父さんの新酒を5Lお裾分けしてくれた。発酵が止まってないみたいで極微発泡がスルスルイケちゃう。
— Siontak (@siontak) January 12, 2020
また年末に奮発して買ったグルジア最強ワイナリーフェザンツティアーズの変わったクウェヴリワインもハレの日待ち。
甲乙つけがたいワインの愉しみ。 pic.twitter.com/uSJv1qiTZw
ジョージアのワインは大きく二つの分け方ができると思っています。
① ボトリングされたワインとペットボトルに詰められたワイン
必ずしもグラスボトルに入ったワインがいいワインとは限らないところがポイントです。グラスボトルワインの方が見栄えがいいのはたしかですし、長持ちもしますが気のおけない友人と飲むにはペットボトルに詰められた素朴なワインもおつなものです。
行きつけのワイン屋で10リットルお土産を買う。白カツィテリ種、クウェヴリ瓷で作ったのととそうじゃないのを半々づつで2500円。
— Siontak (@siontak) October 27, 2017
安いのはいいが持って帰るのが大変… pic.twitter.com/SWczNTzNl0
② ワインの製法
ジョージアの伝統製法でつくられたワインをクウェヴリワインと呼びます。日本ではオレンジワインとかアンバーワインと言われるワインも多くはこのタイプ。そのほかにヨーロピアンスタイルの製法でつくられたワインも多く売られてるのですがせっかくジョージア旅行に来てのおみやげであればクウェヴリワインを選びたいものです。
今日訪ねたクウェヴリワインをつくるワイナリー。年間10000-15000本生産してるとのこと。
— Siontak (@siontak) July 14, 2019
新たにクウェヴリの瓷を地中に埋める作業をしていた。 pic.twitter.com/tuyfoewpjv
それとは別に大事なのはおいしいものですよね。ペットボトルに入ったものでも恐ろしくおいしいワインもありますし、その逆もあります。クウェヴリワインだからといって自分がおいしく感じられないものを買っても仕方ありません。一番はテイスティングができるところ、または好みのワインを言えばちゃんとセレクトしてくれるところで買うことですね。有料部分に僕のおすすめのお店を何店か紹介したいと思います。
あまり人には言えないライフハック。
— Siontak (@siontak) July 15, 2019
お土産のワインボトルは穴があいたり相方とはぐれた靴下を穿かせて緩衝材とする。
ちゃんと洗ったやつなので許して… pic.twitter.com/80zqOueYoA
ボトルワインは液体のため機内持ち込みできません。緩衝材をくれるようなお店はあまりありませんのでうまく工夫しましょう。
ワイン関連のおみやげ
ワインと一緒によくみなさんが買われるのがジョージアワイン用のデカンタ(ドキ)や杯。日本に帰ってもこれらがあればジョージア気分がよみがえります。
グルジア伝統のワイン用のデカンタや碗であるドキを売る店。
— Siontak (@siontak) December 11, 2018
これは全部100年以上前のオリジナルだと言って憚らないがどう見ても状態が新しすぎる。
1枚目の水牛型デカンタは国立博物館で見たの(4枚目)にそっくり。
つくりは悪くなさそうなので模造品だとしても欲しくなるな。 pic.twitter.com/ARm93PWINg
ドライブリッジ蚤の市のドキ(ワイン用デカンタ)コーナー
— Siontak (@siontak) December 23, 2019
結構古そうなのが20〜80ラリ。
③④エメラルドグリーンの顔料はある時代、ある場所のグルジアの焼きものによく見る。60ラリ
冬は心なしか言い値が安い。 pic.twitter.com/nDAG43qQN7
これらのワイン用デカンタや杯はおみやげ用につくられたものと、実際に誰かが使っていたアンティーク(古道具)の二種類があります。こちらは好みで。ただおみやげ用につくられたものは手抜きも多いのでよく選びましょう。こちらも上記ツイートのものが買える場所を有料記事で紹介したいと思います。
ジョージアのスイーツ
本記事トップ画像もこれなんですがジョージアの甘味ものといったらこれチュルチュヘラ。クルミやヘーゼルナッツといったナッツを糸で数珠つなぎにした後、葡萄果汁に砂糖とでんぷんを加えてどろどろにしたものに浸してから天日で干したものです。詳しくは以下ツイートのリプライを。
チュルチュヘラのことをふざけてジョージアンスニッカーズだと言うグルジア人がいるがイメージの助けにはあまりならない。
— Siontak (@siontak) November 14, 2018
意外と羊羹の方が近いのではないかと思う。
薄くスライスして食べるとお茶受けに悪くない。
上はル・カツィテリと言う白葡萄、下はサペラヴィと言う赤葡萄の果汁によるもの。 pic.twitter.com/ennlMwhakL
見た目がグロい、エロいなどの第一印象から旅行者には敬遠される傾向が強いですがなんといってもジョージア一番の伝統甘味物ですので一度くらいは試してみましょう。おいしいものは本当においしいですよ。バザールや道端で売っていますが衛生面が気になるという方はこういうのもあります。↓
葡萄果汁を小麦粉でキャラメル状にしてヘーゼルナッツやクルミを包み込んだ棒状の伝統保存食、チュルチュヘラ。
— Siontak (@siontak) August 7, 2018
グルジア人はおどけてジョージアンスニッカーズとか言ったりするけど、こうパッケージするとより意識の高いヘルシーエナジーバーのように見えてきた。 pic.twitter.com/SoGgKs3Bas
小物
おみやげ屋やスーパーを回るのもいいですが思わぬところにおみやげになりそうなものがあったりもします。
例えばキリスト正教会グッズを売るお店。日本で例えれば仏具屋のようなお店です。
これらはミナンカリというエナメルワーク(日本でいう七宝焼き)なんですが教会ショップには十字架を模したペンダントトップや聖人のイコンをユーモラスなタッチで描いたものがそれほど高くない価格で販売されています。ペンダントにしなくても何かにつかえないでしょうかね?
こちらは燭台。おみやげ屋さんで売ってるものの多くは中国製またはトルコ製なのに比べるとこういうものはジョージア国内での需要が依然として高いので国内生産が多いです。よく見てみればキリスト教色がそれほど強くないものも。
写真集、ポストカード
ポストカードなどはおみやげの定番ですがおみやげ屋さんだけではなく本屋やミュージアムショップで探すのもおすすめです。
グルジアの手書き文字、飾り文字。
— Siontak (@siontak) July 14, 2017
ペルシアあたりのカリグラフィを思わせる美しさ。 pic.twitter.com/z4XWNPSnds
こういったトビリシの古い建物の細部の意匠にこだわって写真を撮りためてるグルジアの写真家がいて、写真集やポストカードを出してる。
— Siontak (@siontak) May 24, 2019
短い旅行の中で見たトビリシ旧市街のお土産に最適そう。
Nodar Sumbadzehttps://t.co/ja2JwbGgPT pic.twitter.com/WiBVZhypa9
トビリシのおみやげ屋オススメ
ここには僕がおみやげを買ったりするお店をいくつか紹介したいと思います。このCOVID-19影響下で潰れてくれないことを願うばかりですが・・
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