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今はやってるもの ハングアウトトビリシ#26

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トビリシの流行

流行ってなんなんでしょうね。流行に乗ってみせたり、流行を無視してみたり、かつて流行っていたものが復権するのを目撃したりと数十年は生きてきましたがいまだよくわかりません。
作り出そうしてつくれる流行もあるかもしれませんがそれほど多くもないように思いますし、思ってたのは違った方向に流行が流れて行くこともあるかもしれません。

もちろん世界的な流行というものもありますよね。欧米など文化的先進国と呼ばれる国で流行ったものはそれをフォローしている国々に比較的簡単に流行が伝播しそうです。でもそれは面白くない。やっぱりその国、その土地で流行っているものが気になります。
というわけで今日はトビリシで流行っているものを紹介したいと思います!

Text by siontak

2019ウェストバッグ

先ほども書きましたけど流行って難しいですよね。僕も外国人としてジョージアに住んでいる上に、いい中年なので最近の流行がわかりません。または最近の流行をおじさんの視線で見てしまうんですよね。テレビとかをみれば流行のカラクリが垣間見れるかもしれませんが全く見ないものでそれもよくわかりません。
去年はウェストバッグが流行ってました。

ウェストバッグをたすき掛けに持つ。なんだか日本でもいつか流行ったような気がしますがジョージアでは去年火が付き、去年のうちに収束しました。気付いたのは僕ではなく、昨年秋ファッションカルチャー誌のコーディネートを担当した際に来られたスタイリストさんとフォトグラファーさん。さすがです。日本から来たからこそその日本と異なるトレンドに気付きやすかったのかもしれませんが、言われてみたらたしかに若きジョージア人が女の子も男の子もこぞってウェストバッグをたすき掛けにしていました。

もっと証拠となる写真を示したいのですけどなかなか難しいですね~
気付かぬうちに盛り上がって、気付かぬうちに消えるのも流行のさだめなのかもしれません笑

2020ボード系

ボードといっても何のことかと思われるかもしれませんが総称してなんて呼べばいいのかわからずとりあえずボードとしました。今年2020年のトビリシではボード系、つまりボードに車輪がついて路面を滑る乗り物が流行ったんです。

電動キックボードシェアサービス

電動キックボードScrollもその一つ。今年ロックダウンのさなか5月ごろにローンチしたシェアサービスですが今ではだいぶ普及した感があります。

ネックは料金システムがジョージアの配車アプリ上位サービスよりも高い点ですかね‥ 僕はまだ利用していませんが見てると楽しそうです。

とはいえ、この電動キックボードや自転車のシェアサービスはヨーロッパではすでに一般化しているようで同サービスがジョージアに上陸した、と考えるとジョージアならではの流行とは言い切れません。

スケートボード

ジョージアに以前はスケボーする人がいなかったというわけではないんですが、今年に入ってから猫も杓子も、ティーンのガールズも、小学生くらいの子供たちまでスケートボードや樹脂製のPenny Skateboard、またはそのコピーボードで滑り始めているんです!
これトビリシに住んでいない方にはわかりにくいことかもしれないですが画期的なことなんですよね。僕はジョージアではボード系は絶対流行らないと思っていました。
なぜかというとジョージアの道路事情が壊滅的に悪いから。
僕はジョージアに来る前に台北に住んでいたんですけどあの街はすごいんですよ。もともと自転車製造で世界屈指のメーカーGIANTがあることもあってか公道に自転車レーンがあったり、また車椅子、電動車椅子の利用も盛んなので歩道部でも段差をなくしたバリアフリーは東京より断然進んでいるんですよね。僕はその台北でスケートボードを自転車代わりに乗っていたんですがトビリシに住むことを決めた時、スケートボードに乗ることはすぐ諦めました。
トビリシではなかなか車椅子の利用者を見ません。それは道路に段差が多く、舗装が剥がれていたりということが少なくないからなんですね。石畳多いし。

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友達のカフェの前の道路

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ここもトビリシ内 いい道だけどスケボーやキックボードは無理そう‥

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