よっっっしゃーー!!!!我慢はしようと思ってたけどやっぱ白星は最高だぁーーー! 3/4 VS セレッソ大阪

こんにちは!!!
試合が終わって2日が経ちました。
当日はどうしても駒場に行きたかったですが、行けなかったのでDAZN視聴でしたけども。

やりましたーーーーーーーーーー!!

スコルジャレッズ2023シーズン初勝利おめでとーーーーー。

正直、5試合は勝ち星なしを覚悟していた今シーズン。
ましてや、昨シーズンに煮え湯を飲まされた小菊セレッソ相手に逆転勝利。
我慢しようと思ってましたけど、やっぱり白星は格別ですね!!

さぁ、試合を振り返っていきたいと思います。

レッズはここまでの2戦からトップをリンセンから慎三さんに変更した4-2-3-1でした。
対してセレッソはGKにキム ジンヒョンが戻ってきましたね。
CBにマテイ ヨニッチ、と鳥海、SBが右に毎熊で左に山中の4枚。
中盤が鈴木と奥埜。
2列目がが右から為田、上門、ジョルディ クルークスの並び。
トップがレオ セアラ。
登録上は上門はトップで4-4-2のようでしたが、縦型2トップと言うよりは上門は2列目と並んでましたね。

前半からレッズは慎三さんのポストと裏抜けの押し引きに連動して、セレッソを揺さぶってましたね。
慎三さんが下がって空いたスペースにモーベルグや酒井が積極的に裏を狙っていました。
横浜戦の後半、完全に試合を掌握していた時と同様、試合の主導権をしっかりと握りました。
セレッソのチャンス10分にレオセアラのシュートがポストに当たった位で低い位置からビルドアップはしっかりしてくるものの、ファイナルサードでセットアップした守備陣を崩されるようなイメージはありませんでしたね。
しかし、こういうときに失点してしまうのが流れが悪い時というもので、前半33分。
西川の蹴ったボールを競り負けて左に繋がれてしまい、為田にサイドをぶち抜かれ、上げられたクロスに岩尾がクリアミスでオウンゴール。
立った一瞬の気の緩みからの失点でした。
別にね。
後ろで回すのは構わないですよ。
西川のキック一発でひっくり返せるので酒井が高い位置を取るのもいいんです。
でも、それだったら、セーフティに相手陣まで蹴ってもらわないとカウンター喰らいますよね。
インサイドが下がるもんだから、サイドとは完全にスピードのミスマッチになりますし、強度も守備技術もない選手がエリア内にいればこうなりますよ。
正直、あっ、これで畳みかけられると思いました。
実際、ここから5分はセレッソが一気に前に出てきてましたし、38分のCK。
クルークスのインスイングのボールをヨニッチがドンピシャでヘッド。
やられたと思いましたが、チームを救ったのは守護神 西川!!!。
右手一本で2次攻撃にならない位置に掻きだすと言うスーパーセーブでした。
流れがセレッソに行っちゃうのかなと思ったチームに前を向かせましたね。
この3分後には小泉とポジションチェンジした大久保がエリア右に侵入。
マイナスの折り返しにモーベルグが飛び込むという決定機も生まれました。
インフロントにかけたシュートはネットを支える第二ポストをかすめて外れましたが、攻撃の形は前の2試合とは比較になりませんし、失点からすぐに立ち直って攻め込む姿勢も見せてくれました。

後半に入ると、慎三さんがより裏抜けを意識したプレーにシフト。
7分、酒井が右インサイドのレーンから山中、鳥海の間にスルーパス。
反応した慎三さんがラインを抜け出してシュート。
これはオフサイドになりましたが、この9分後の16分。
今度はタイミングを修正。
オフサイドにならない完璧なタイミングで裏に抜け出すと、鳥海がたまらずファウル。
計算しつくされたPK奪取でした。

キッカーはショレ。
キムジンヒョンも駆け引きを試みますが、全く意に介さず、普段通りの短い助走でゴール右に蹴りこんで同点。
誰もがデータ通り左に速いボールを蹴ると思いましたが、何の躊躇いもなく逆をついて右に蹴って自身のPK失敗0記録を更新しました。

後半は完全にレッズペースで進行してきましたが、同点にされたことでセレッソも前に出ざるを得なくなりました。
元々、インサイドの奥埜と鈴木のペアはレッズよりも上回っているセクション。
65分にそこを突かれました。
セカンドボールを拾った奥埜が毎熊、山中のオーバーラップで広がったエリア中央を突破。
PA手前でマーカーを寄せて、左の為田へ。
その為田から折り返されたボールにホイブラーテンが触れず、ファーに逃げていたレオセアラが難なく押し込んでセレッソ勝ち越し。
と思われました。
しかし、ここでVARが介入。
スローで見ると為田のキックの時にレオセアラの右半身がラインからはみ出ていたこともあり、オフサイドでゴールは取り消されました。
運よく難を逃れたレッズは22分にモーベルグに代えて関根、26分に慎三さんに代えてリンセン。
31分に大久保、小泉を下げて荻原、安居と矢継ぎ早に交代カードを切りました。
そして、これが大当たり。
35分、荻原、明本、荻原とパス交換で左サイドを突破するとマイナスのクロスをリンセンが落として最後は敦樹。
左足で打ったボールは惜しくもポストでしたが、中々サイドの深い位置を取れなかったレッズがここにきてサイドを掌握します。
ここを意識させたことでその2分後のゴールに繋がりました。
ショルツからの浮き球が放り込まれ、リンセンが競って、後ろに流れたボール。
これを関根が体を張って収めて右エリア外から中へ折り返します。
これに飛び込んだのは明本と安居。
どちらも利き足で打てるタイミングでしたが、先に打てるポジションだった明本がスルー。
シザースする形で右に持ち直した安居が右インフロント一閃。
美しい放物線を描いたボールはキムジンヒョンの手をすり抜けてゴールネットへ吸い込まれていきました。

何度も何度も何度も言いますが、この人は本当に凄い選手になると思うんですよ。
昨季中盤で敦樹が大ブレイクを果たしましたけど、そのレベルの攻撃性能は現段階で持ってます。
シュートも上手いし、キック精度も高いです。
そして、それだけでなく自他共に認めるボクス トゥ ボクスタイプということもあって走力も高いですし、攻守にインテンシティ高いプレーが現段階で出来る選手なんです。
東京の東、松木、小泉慶、横浜の喜田、渡辺、そして今日の鈴木、奥埜。
ここ3試合でどうあっても勝ててないセクションが中盤でした。
それは今季のスタイルを鑑みてもやはり人選がマッチしていない。
岩尾のフィジカル能力ではこのスタイルは絶対に成就しないと断言してもいいです。
ショートカウンターでは岩尾は前に追いつけませんから、敦樹が起点になった場合は攻撃の枚数が1枚減ることになります。
更に前体制のスタイルが根付いたメンタリティの為にパス&ゴーは選択肢にないため、後ろへのボールも増えます。
小泉を起用するとなると更に最悪で、小泉に付けた時に皆が前がかりになった瞬間、ロストというリスクは跳ね上がりますし、小泉もリスクを嫌う性格の選手なので攻撃のスピードが更に落ちるんです。
セレッソ戦で生まれた3つのゴールを見ればわかりますが、現代フットボールはアンストラクチャーなボールをいかに相手ゴール前で拾うかで結果に繋がります。
それはそこにボールを入れなければ、絶対に生まれません。
岩尾、小泉はどちらもロストの可能性が高いボールは蹴りませんし、岩尾はポジショニング的にも前に出ていこうとする意識は低いですよね。
敦樹はCBをやっていたこともあって守備能力も高いです。
であれば、そのパートナーは積極的に前に出て行って前の選択肢を増やせる選手であるのが絶対的に理に適っていますし、安居 海渡という選手は正にその役割を担える選手なんです。

スコルジャさん。
自分のやりたいことを抑えて、昨季のチームを大事にしてくれるのは嬉しいです。
でもね、昨シーズン勝ててないんですよ。
そして、その原因はゴールが少ないことで、内容自体も褒められたものではなかったんです。
例え、数字としてチャンスを多く作り出していたとしても良いサッカーをしていたとは到底思えないんです。
そして、今季の2試合でやられたシーンや中々、チャンスが作れなかったというのは昨季と全く同じことをしているからに他ならないんです。
岩尾を使いたいなら、小泉を外して敦樹、安居を従えた4-3-3。
小泉を使って4-2-3-1を保ちたいならインサイドは敦樹と安居ですよ。
これしかないです。

それとも加入間近と言われているカンテが入って、リンセンを2列目に配置することを考えているのか。
そうなると岩尾でも問題はないのか・・・・。
そんなことを愚考しながら、やっぱりウィアダイを聴くと1週間がバラ色になるなぁと実感する月曜の朝。


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