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北海道に行きます

文学フリマ札幌の出店が決まりました。
嬉しい~北海道だ~札幌だ~。
仙台なら日帰りできるでしょう、と思っていたけれど飛行機の時間がうまくいかない。一番早い便が8時50分着(ちなみに羽田からの方が本数も多くて早朝に到着できる…)、文学フリマ札幌は11時開場、ゆっくり設営したいと思うと10時には到着していたい。1時間で移動ができるんだろうか…空港で迷わないだろうか…電車は遅延しないだろうか…、初めて行く目的地にスッと移動できる自信がない。不安をおさめるためには余裕を持つしかないので、前泊することにする。前泊となればもう小旅行だし、小旅行で北海道は広すぎるし、どこに行こう。

札幌には親戚が住んでいて小学生の頃に何度か行ったはずなのだけど、現地の記憶がほぼ無い。ぼん…やりと思い出されるのは、雪まつり跡地…地下道…お土産で買ったカバン…。または新幹線の窓から見た真っ暗な景色、フェリーの窓から見た海の景色、飛行機の窓から見た滑走路の景色など、移動中の窓から見えたワンショットの記憶。そんなショボショボした北海道の思い出を塗り替えられることが嬉しい。

思い返せば数年前に某旅行会社に短期間就業して、北海道ツアーの工程表などを作るお手伝いをしたことがある。もともとは留学案件で就業予定だったが、勤務初日にコロナのアレコレで案件が吹っ飛んでしまい、出社1日目からやる事が何もなくなってしまった。忙しそうな営業部の皆さんから申し訳なさそうに「今日はちょっとぼんやりしていてください」と言われたり、5分で終わるようなお仕事をいただいたりしていた。仕事はないが契約はある、結局は営業部内の様々なお手伝いをすることになった。営業という部署にこれまで馴染みがなかったけれど、販売実績データや企画資料作りのお手伝いは「営業っぽい!」と楽しめた。まあ営業部の方たちのコミュ力が鬼つよで、お気遣いをいただきながら気持ちよくお仕事をさせてもらえたのだろうとも思う。もしツアーで旅行に行く機会があるのであれば、この旅行会社を使おうと思うくらいには、みな良い人たちであった。

そんなわけで楽しく工程表や旅のしおり的な資料の下書きを作った。指定された資料とホームページと体験者の感想などを参考にしてオススメを書き出して、良い感じの写真たちを良い感じに並べた。どうしたって素人なので自分基準で、良いなあここ行きたいなあという気持ちで作っていた。しおり作りの他にも航空券のチェックや各施設の予約や宴会場のステージ拡張の相談、各地域の空港の何時の便で何人来るのか、宿泊施設ごと・観光コースごとにバス乗車の人数調整をしたりもした。ず~っとこの仕事をやるのであれば飽きてしまったり、しがらみとか好き嫌いとか生まれてしまうしれないけれど「ちょっとやらせてもらえる分には楽しい」お仕事だった。

そして資料やらホームページやら見すぎて退職する頃には、北海道観光の鮮明な記憶が出来上がっていた。今回はその無い記憶を在る記憶にするチャンス。

・ノーザンホースパーク
空港からも近いし一番行きやすい気がする

・洞爺湖ビューの良いホテルたち 
雲海が見れるんです、雲海見たいよね

・やっぱりラベンダー畑と四季彩の丘見たい

・小樽貴賓館
にしん御殿は行きたい、大きな御屋敷拝見したい

・おたる水族館
言うこと聞かないペンギンショーが見たい

・旭山動物園
北海道観光の基本な気がする

・登別地獄谷
湯めぐりが一番いい気もする

今回は確実に無理だけど知床も行きたいし、網走刑務所も行きたいし、最北端の宗谷岬にも行きたい、函館も行った事があるらしいのですが記憶にないのでまた行きたい。行きたい場所はどんどん出てくるけれども、行ける場所は限られている。楽しみだなあ、本命は文学フリマです、楽しみだな~

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