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教室の片隅の僕へ【オヤスミの前にvol.96】

1stアルバムをリリースしてからかれこれ4ヶ月が経とうとしている。
あっという間でした。
あんなにドキドキしたレコ発が遠い昔に感じる様に今は収録曲もアルバムも昔からあるみたいに当然のものみたいになりました。

というわけで多くの人が曲、MV、小説を堪能してくれたと思われるのでこのタイミングで今回のアルバムに僕が何を詰め込みたかったを書き残そうと思います。
先に言いたいこととしては、別に僕の伝えたいことが正解ではないということ。
聴いてくれた人、読んでくれた人が感じてくれたことが答えだと僕は思っています。
もしかしたら伝えたいことを書き残すことはちょっと無粋かもしれないですね笑
それでも書いちゃうのが僕流です。

今回「教室の片隅の僕へ」で僕が描きたかったのは青春時代(モラトリアム時代)の青臭さと歪みです。
青春ってなんか大人になった気分になってしまうけど、所詮知らないことが多過ぎる年齢なんですよね。
僕は余計に偏った中高一貫の男子校という環境だったので知らないことがより多かったように感じています。
曲にはそんな入れ込まなかったですが、「大人への反骨心」、そして中心にあるのが歪み切っているけどどこまでもまっすぐで熱かった「初恋」。
この2つが「教室の片隅の僕へ」の表現の核になっています。
そして2つともほとんど僕の実話になります。
つまり僕が最もアニメを観ていた高校時代を、歪んだ青春と澄ました顔した大人達が大嫌いだった高校時代をギュッと詰め込んだのが「教室の片隅の僕へ」と言う作品になります。

「天使に首ったけ」のMVと、小説版「教室の片隅の僕へ」の主人公である永山優くんは当時の僕を投影して作られたキャラクターです。
違うポイントとしては大学への進学理由ですね。
僕の大学進学の理由は大馬鹿過ぎるのでちょっと今回は省略させてもらいます(ツイキャスによく来てくださる方々はご存知のアレです。)
そしたヒロインであるMIUちゃん(ミウちゃん)は僕の初恋の人である園田海未ちゃんのウミをそのまま逆にして名付けさせてもらいました。
ただ、キャラクター性はそんなに海未ちゃんと被らないですけどね笑

他人から見たら黒歴史かもしれませんが、僕にとってはすごく意味のある時間でした。
悔いは1ミリもない高校生活です。
あの時代が今のはちゃめちゃな僕を作ってくれているんだと日々沁みております。

高校生の頃の僕にとってアニメは間違いなく心の救いでしたし、園田海未ちゃんをはじめとした二次元ヒロイン達の姿や言葉は僕が全力で生きていこうと決心する最大の理由でした。
彼女達との出会いである種僕は道を踏み外してしまったんです笑
けど、この最大に踏み外した人生が心から楽しいし、幸せなんです。

「教室の片隅の僕へ」は僕みたいに歪んでいるのにどこまでも真っ直ぐな青春時代を過ごした人または現在進行形で駆け抜けている人に「大丈夫だよ、こんな大馬鹿モノもいるんだから、あなたはそのままで大丈夫だよ。」って優しく寄り添えるような音楽にしたいと思って作り上げました。
届いているといいなぁ。

踏み外してもいいし、不器用でもいい。
僕らはそれでもドキドキする方向へまっすぐ進んでいけばきっと楽しいよ!
そんなことを表現したい1stアルバムでした。
まだ買われていない方は是非小説付きの限定版の購入をオススメします(ステマ)

アルバム購入は下記リンクからお願い致します!

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【本日のベストソング】
天使に首ったけ/デュフフ★こんぱにおん

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