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夏の音【オヤスミの前にvol.64】

どーもです。

大きなイベントを超えた後の虚しさはなんなんだろうか。
いつも思うけど、僕は夏が好きなのだけど、夏に賑やかなイメージは実はないです。
大好きな人のためにおめかししている女の子も、制服や仕事着が薄くなることも、遠くに聴こえる祭囃子も、たまに聴こえる花火の音だって、どれも僕にとっては縁がないことだなぁって思う。

ふと外に出た時のセミの音と、ヘッドホンから聴こえるギターの音だけ縁があるように感じる。

祭りの後のようなよく分からない虚しさと、理由のない淡い希望がなんとなく好きなんです。
例年振り返ると8月はあまりバンドが動かないことの方が多いので、毎年この孤独感を味わうのが僕の夏かもしれない。

最近バンドと仕事以外で外に出ていない気がするからどっか遠くへ行きたい気がしてしまう。
学生の時想像していた大人のお財布からは遥かに薄いお財布と、そんなに余力のない口座残高を見つめてどっかに行けないかなぁって考えてみる。
そうすると少し楽しい気持ちになります。

今書いている曲が一旦纏まったらどっかへ行こう。
そう決めて僕の1日は終わっていく。

こんな夏だけど、多分好きだ。
今年こそは可愛いあの娘と出会えるって信じてるんだ。

おやすみなさい。
今日も一日おつかれ様でした。

【本日のベストソング】
フロントメモリー/神聖かまってちゃん

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