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あしたの僕ら【オヤスミの前にvol.120】

オヤスミの前にのラストです。
120回に渡る全文を読んでくださった方がいらっしゃったら本当にありがとうございます。

最後は未来の話というか、これからの話を書こうと思います。

僕の夢というか成りたい姿ってずっと変わっていなくて「ヒーローになること」なんです。
たしか2年くらい前にもnoteでビクビクしながら書いていた記憶があります。
ただ漠然と幼稚園の頃から誰かを救うヒーローってものがたまらなくカッコよく見えて、ずっとずっと目指していたいと思って今日に至ります。
けど、「ヒーロー」ってなんやねん!
更に言うと僕がよく言う「ロック」ってなんやねん!「ヲタク」ってなんやねん!
多分「ヒーロー」、「ロック」、「ヲタク」って世間的な言葉のイメージだと全く重ならない3つの言葉だと思います。
だけど、この3つを僕の中で言語化出来たのでまずそれをここに書き記させてもらいたいと思います。

「ロック」→己を曝け出して奏でる音楽。ただ、曝け出すのではなく熱いメッセージを込めて全力で奏でる。

「ヲタク」→好きなこと、面白いと思ったことに没頭出来る人。なりふり構わず全力でときめいたことに打ち込める。

「ヒーロー」→人の背中を押したり、人のことを肯定できる存在

ぼんやりと使ってきた言葉が僕にとってはこう言う意味だったんだなぁと気づけたのはすごく大きかったです。
誤解しないでもらいたいのは僕は何かをアンチしたいわけではない。
よく誤解されるのが、ロックだけど自分と価値観の異なる音楽をロックじゃない!とか言うつもりは一切ない。
あくまで僕にとってロックはこうであるって言う話なのです。

この3つが分かると自ずと自分の表現したいこと、やりたいことが今までより解像度が高く見えてきたのです。
今はこれらのことをどうやったら伝わる形になるのかを探しているところ。
僕の言う「自分が面白いと思うことをやる!」って言うのは人に伝わるところまでセットで考えています。
自分の音楽が伝わらない大衆が悪い!なんて言葉はダサいと思うんです。
どうやったら伝わるまで考えていないと、マス掻いているのと同じだと僕は思うから。
そう言う音楽で納得するつもりはないです。
ちゃんと人に届く音楽を作りたい。
相変わらずすごくワガママな人間なんです。

これから僕はもっと曝け出して、もっと全力でライブに臨んでいきます。
人の本気の姿ってきっと何かを感じさせる力を持つものだと思うから、今まで破り切れてなかった殻を破っていこうと思います。
そしてどんどん新しい曲を書いていこうと思います。
今すごく色々な点が繋がっていく感じがしていて、本当に音楽やバンドがすごく面白くなってきたんです。
こんなにバンドや音楽が面白いものだったということを今までの僕は知らなかった。

僕らはムサ苦しく泥臭いバンドだと思う。
けど、こんな時代に泥臭さで生きれていることをすごく誇らしく思っています。
僕は僕の一歩を自分たちの意志で踏んでいく。
いや、デュフこんでだから
僕らは僕らの一歩を自分たちの意志で踏んでいく
何の根拠も、理由も、実績もないけど、僕らにしか出せない音と言葉があるってすごく信じている。
そしてそれはきっと世界中の人に届くものなんですよ。
イキり過ぎかな?
けど、本心だから書いてしまおう。

いつか僕は必ず世界中の人に届く歌を作って歌います。
時間が足りるのか、どのくらいかかるか分からないけど、今歩いている道の到達する場所はそこなんだと思っています。
届かなかったら笑ってください笑

本当にそういう話が来ているわけでもなければ、そういう人との繋がりが出来たわけでもないけど、今では想像つかない大きな舞台にも必ず届くと思うし、主題歌なんかの担当アーティストとしてもオファーを頂ける日がくると思っている。

配信とかで喋っていますが、今は自力でお金を稼いでそれでも難しい部分は資金集めもして、トライを続けています。

僕にとっての音楽はそれで飯を食うことでも、偉くなることでも、有名になることでとなくて、
心の底から剥き出し全力の曲を作って、顔出して先陣切って人前で歌い奏でることだって分かったから。
そしてその結果人に勇気や元気を届けたい。
あなたは大丈夫、素敵な人だからって全肯定出来るような音楽と言葉を届けたいのです。
このことに気付くのに10年もかかりました。

長くなりましたが、これからはここに書いたことをベースに音楽というものに取り組んでいきます。

僕らはこの世の中に挑み続けるチャレンジャーだから。
ここから、ここから
あしたの僕らが笑っていることを信じて。

カッコ悪くて何が悪い/デュフフ★こんぱにおん

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