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少年の心〜僕はバンドで生きていく〜

なんとなく文章が書きたくなった。
けど、これを書きたいみたいなのはない。
なんか書きたいって言う衝動。

ツアーが飛んでしまったことで、すごくモヤモヤしている感じ。
停滞はしていたくない。
なんか水みたいなもんで停滞していると自分が腐ってしまうように感じる。
だから書く。
休んでやる気が出るんだったら楽なんだけど、僕はそう言うタイプではあまりない。

ギターを始めてから僕はそろそろ10年経って、音楽頑張りたいって初めて思った日からは7年経つ。
シンガーソングライターやったり、バンド入っては抜けたり、メンバーが失踪したり色々合ったけど思っていたより時間が立っている。
そしてここにきて新しく知ることが多い。
耳に入ってくる情報も変わったし、ライブも改めて色々なところに出てて色々な人と接することで自分の思っていた音楽って今まで頭にあったイメージとちょっと違うかも?みたいな気持ちになる。
だから音楽が嫌になったとかではなく、リセットされた気持ち。
けど別に今までやってきた音楽が無駄になったり嫌いになったりなくなるわけではないから、ちょっとだけ強くてニューゲームみたいな?
現実みたってどうやってやれるかな?で頭でグルグル回しながらギター弾いたり歌ったりしてデュフこんのことを考えている。
もちろん海で迷子みたいにプロデュースというポジションで音楽させてもらっているときはまた違うこと考えている。

そして音楽のことはそうやって悩みながらも根幹の思いは全然変わっていなかったり、結局みんな好きなことで頭の中いっぱいにしちゃっていっぱいなのに頭の中空っぽみたいな感じになればいいのにって、幸せになっちゃえばいいのにみたいな?
だいぶ言葉がまとまった気がするぞ笑

僕は今の世の中の形が素晴らしいものとは思っていない。なんなら良くないと思っている。
けど、自分の今は多分幸せなんだと思う。
この世の中良くないな、だからロックに生きよう、たまには素敵な世界みたいから漫画読もう、ゲームに没頭しちゃおう。
このなんでもない生き方はすごく幸せなんやと思う。
毎日幸せや〜って思っているわけではないけどね笑

まあ小難しいこといっぱい書いているけど、自分が演っているライブの空間でみんな好き溢れて幸せ感じてもらえるような空間作っていってその空間大きくしていったら世界征服出来るんじゃない?みたいな?
なんかヒーローになりたかったはずなのに、世界征服しようとしているぞ…
まあなんでもいいか幸せなら笑

不安は絶えないけど、なんか希望がすごくある。
もしかしたら自分にしか見えていない希望かもしれないけどそれはきっと悪いものじゃないんだ。
いいものなんだって。

ろくでもない夜でいつもお世話になっているこーたさんは最近ライブの後いつもこう言う。
「お前らは勘違いし続けろよ。」って。
未だによく分からないけど、し続けろってことは多分今のままで良いってことなんだよな?
まだ決して多くの人じゃないけど、ライブしてる時目の前に見える人の顔見ていたら間違っているなんて思えないし。
あと何より自分が作っている音聴いて間違ってるって思わないし。
早く聴いてほしい音ばっかりだ。

こんな何も知らないでウルトラマンに憧れている5歳児みたいな少年の心。
今も持っているのちょっと恥ずかしいけど、誇りにもなってきてるんだ。

暑い夏の電車に揺られて。

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