合コン【オヤスミの前にvol.66】

合コンがしたい‼︎

最近夏のせいなのか情緒が不安定な僕はそんなことは思ってしまった。
外で仕事をした後、暗い部屋の中で曲を作ったりギターを弾いていた反動なのだろうか？
合コンという今までの人生とは無関係だった、なんとも楽しそうな響きな言葉に僕は惹かれてしまった。

思った直後に最初に顔を合わせたバンドメンバーのとっしーにお願いをした。
「とっしーってさ大学女の子多かったやろ？合コンやってくれへん？」
とっしーの勉強した内容や、仕事的に可愛い女の子がいるんじゃないか？そんな希望を胸にお願いをしてしまった。
と「みんな彼氏いますよ。」
僕「彼氏がいても合コンは出来るでしょ?」
と「いや！ダメに決まっているでしょ！」
多分とっしーが正しい。
僕はとっしーは合コンを開いてくれないだろうと思って大人しく諦めることにしました。
それにしてもとっしーという男は中々の苦労人だと思った。毎日仕事をして、土日はバンドマンとして楽器の練習とか音楽活動を頑張って、リーダーからはイベントの詳細やM3の当選を知らされず、しまいにはそのリーダーから合コンを開いてくれとセクハラパワハラ紛いなお願いまでされている。
デュフこんを見てくれている方は是非とっしーを労ってあげてほしい。

実は昔一度だけ合コンに誘われたことがある。
その時僕は19歳で、ミュージシャンになることを決意した直後だったもんだから女の子とチャラチャラ遊ぶようなやつは本当のロックじゃない！とかわけ分からん正義を振りかざしてその合コンを断りました。
6年後の自分に突き刺さる刃とは知らずにね。
本当に愚かな19歳だなと25歳の僕は過去の自分に唾を吐きかける。

合コンに行きたい欲が収まらないので、コロナがもう少し落ち着いたら誘ってもらえるように、これから合う同年代の知人たちに合コン行きたいと言い続けてみようと思います。
そしたらそのうち合コンに行ける気がしてきました。
25歳ヲタクバンドマン兼営業マン　独身
夏に静かな決意をしました。

おやすみなさい、今日も1日お疲れ様でした。

【本日のベストソング】
モラトリアムは終わらない/ざ・えんど