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モノクローム

完璧主義とは----
過度に高い目標基準を設定し、自分に厳しい自己評価を課し、他人からの評価を気にする性格を特徴とする。
定められた時間、限られた時間の内にて完璧な状態を目指す考え方や、精神状態のこと。
このような思想を持ったものや、そのような心理状態の者を
完全主義者もしくは完璧主義者と呼ぶ。



わたしはこのことを知ってからまだ間もない。

これまで何度も
「完璧主義なんだね」と言われても
首をかしげていた。

”完璧にやろうとして、
結果、完璧にできている人”が
完璧主義と呼ばれる人だと思っていたんです。


わたしは全く
なんでも完璧にしたい!とか思っていないし、
負けたくない!ナンバーワンだ!とか
そういう気持ちを持たずに生きてきて

ハングリー精神、負けず嫌いとか
そういうワードでわたしを想像する人もいないと思います。

だから自分が完璧主義だなんて
思いませんでした。


ただ、常にテストで100点を目指すような感覚でいることは自覚していて

”100点取れなくてもいいけど、
全然いいんだけど、
(でも100点がゴールで正義なんだから、)
そこにできるだけ近づけるためにやってるんだよね?人生って”

みたいな思想。


…(Ꙭ ?)

そうです。大正解。

冒頭記載の【完璧主義者】に該当いたします。

思いっきり。笑



自然と
善と悪、好きと嫌いを区別しようとしたり、
そのために必要以上に分析しようとする癖もありました。



いつも何事も正解か不正解か、
自分にとって良いか悪いか、
判断しなければならなくて
頭の中がずっと忙しかったんです。



すきになったり♪きらいになったり♪
それでいいんだ♪それがともだち~♪

このうた知っていますか?

でこぼこフレンズというアニメの曲で
調べてみたら2002~2011年に放送されていたそう。
当時まあまあ大人なわたし。

この歌詞が衝撃的で二度見した記憶があります。



「え?友達って好きになったり嫌いになったりしていいの?」って、

すっごいびっくりしたんですよね。


それくらいわたしは
好きか嫌いかの二択、
白黒思考がスタンダードなひとでした。


完璧主義でいることは
向上心があるとか
努力家だとか

良い方向に向いていると
長所にもなり得ます。


でも白黒させなきゃいけない世界観は
苦しくて、いつも自分を追い詰めてしまう。


白と黒の間の色が見えるようになったら

見えているその色から目を逸らさなければ

その色もあっていいんだと認められれば

その色も少し好きに、
ときどき嫌いにもなりながら


何事もそうして選んでいくと

白黒の世界は
奥行きを持ち

躍動感を放ち
カラフルだったことに気が付けるかもしれません。



もし今立ち止まれるのなら、
ひと呼吸して
ジャッジの目を閉じて。

明日を少し、
楽に迎えられますように⋆☾·̩͙꙳


しお






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