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14鍼灸小説「道案内のシンシン」〜: 始動

ピンポ〜ン

ネットで注文していた荷物が届いた。

ベッド、針、消毒材料そして白衣

僕は早速新品の白衣を着てシンシンに見せてみた。

「どうかな?」

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パチパチ!「似合うでござる!」

「ありがとう!」とお礼を言ってベッドを組み立て始めた

いよいよ『鍼灸院比呂』の始まりだ

この数日、部屋を片付けてベッドを置くスペースを作っていた。

まだ往診専門の鍼灸院だから自宅で治療は出来ないけどベッドがあれば友達に来てもらって鍼灸を体験してもらうことも出来るし、鍼灸師仲間と練習することも可能だ。それに店舗としてやるときのリハーサルにもなる。

シンシンは穴空きベッドを初めて見たせいか大興奮していた。

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つづく

シンシン 「サポートが加われば鬼に金棒 拙者に丸ごとバナナでござるよ!」 比呂  (そこは愛刀とうがらしじゃないんだ…)