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京都東福寺 霊雲院 禅の庭を楽しむ その3

木、石、砂、水などが どのように見えるか、何を表しているかを想像するのは 庭園の楽しみの一つ。

作庭する人(庭園デザイナー)は「石 変わらない、不変、引き算の美」「緑 空間を優しくする、欠点を補う、季節感を出す、風の演出など」「水 柔軟な心、人の心」の意味を込めている。(参考本 枡野俊明 共生(ともいき)のデザイン)

A 山頂に登る朝日を思わせる。これは紅葉しないと気がつかない大胆な作庭。B 松が鶴または鷹が羽ばたいているような躍動感を感じる。枝葉の細部の作り込みには驚く。「神は細部に宿る」という名言(細部へのこだわりが作品の本質を極める)を思い出した。


A 朝日


B 鶴または鷹

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