タイ・ベトナム周遊旅行記 4日目
【2023タイベトナム周遊ツアー】4日目
起床は7時半、よく眠れた。
今日が実質タイの最終日なので念入りに予定を立てたいと思う。まずは今回の旅行も折返しに差し掛かったということで、替えの下着やTシャツの在庫がなくなったのでコインランドリーに向かう。
滞在中のホテルは空港連絡鉄道に近いという理由で予約したのだが、微妙に繁華街からズレているため、周りにあまり何も無い。仕方ないので繁華街のアソーク駅付近のコインランドリーまでバイタクで向かう。
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コインランドリーへ到着。バンコクのコインランドリーは日本のそれとさほど変わらず、洗濯機が終わったら乾燥機に入れて〜の流れだ。料金を見ると…洗濯機100THBに乾燥機100THB?カオマンガイが250円くらいで食べられるのに洗濯に800円もかかるの?値段設定バグってない?とか思うが、それは文化の問題なので飲み込むことにする。
洗濯35分・乾燥35分なので、回している間に朝食をとることにする。
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屋台もいいけど、フードコートで色々選びながら食べたいなぁと思い、アソーク駅のinterchange21という駅ビルっぽいところの地下のフードコートに到着。
そういえば定番のガパオライスを食べていないことに気づき、それらしき店で注文する。が、お店のおばあちゃんは英語がさっぱりだったようなので、若いお兄さんの援軍を呼び、カタコト英語でガパオライスの発注を完了。59THB。お兄さんに辛さ控えめでお願いしたガパオライスは、日本人にもちょうどいい辛さでアロイ。
そろそろ洗濯が終わる時間なので歩いてコインランドリーまで戻る。乾燥機の35分は旅行記の下書きしているとあっという間に過ぎた。アジアンダウニーっぽいいい匂いがする洗濯物を衣類圧縮袋に突っ込み、バイタクでホテルに戻る。
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さてこれからどうしよう?
今日の夜のムエタイ観戦は決まったが時間は18:30からなので、お昼ごはんと観光を挟む必要がある。困ったときの「地球の歩き方」先輩に教えを請い、名物のプーパッポンカリー(カニのカレー炒め)が食べられる「バーン・クン・メー」というレストランにバイタクで向かう。レストランはホテルから5kmくらい離れていたが、バイタク使えば2〜300円くらいでたどり着ける。もう歩く意味とかないなw
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レストランに到着。事前に注文を決めていたプーパッポンカリーとカオニャオ(おこわ)、それに昨日の夜セブンで買って美味しかったシャーンビールを注文。664THB(2652円)と少し値は張ったが、いままでは屋台とかフードコートとか安いところでしか食べていなかったので、最終日くらい贅沢してもいいかと思って財布の紐を緩めた。
プーパッポンカリーは、カニのむき身と卵と玉ねぎ・香味野菜と一緒にカレー粉で炒めた料理で、カオニャオとの相性が最高。無限に米行ける系の料理だ。しかし、油が結構強い料理なので、食べ過ぎには十分注意する必要がある。
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時間は14時。ムエタイは18時。あと4時間をどうしようか…困ったときの地球の歩き方先輩に教えを請うと、歩きでいける距離にガイドブックには必ず載るくらいの名所「ジムトンプソンの家」があるとのこと。その昔の富豪の家で、美術品なんかを沢山展示しているらしい。芸術に関心がないことでは右に出る者はいない私なので、行ったはいいが全然おもしろくない。行く途中でキャワイイ猫ちゃんに会えたことだけが収穫だった。施設内のベンチに座って再度地球の歩き方先輩とにらめっこする。
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あまり信心はないものの寺社仏閣が結構好きな私としては、寺院や信仰対象になるものがあれば見ておきたい質なので、2km位離れた「エラワン祠」にバイタクで向かう。この祠、ヒンドゥーの最高神「ブラフマー神」を祀っていて、観光名所であるものの、地元の人達もひっきりなしに訪れる人気スポットだ。50THBでお花と線香を購入し、見様見真似で3月からの仕事の成功をお祈りする。
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まだ時間が余ってたので、エラワン祠からすぐの大型のデパート「セントラルワールド」の中を散策することに。敷地は広大で、日本の都心のデパートが3つくらい合わさったような巨大さだ。町並みを散歩するのも楽しいが、ショッピングセンターを散策するのも文化がよく見えてとても面白い。
敷地内には日系企業も多く出店しており、何かと話題のスシローも出店していることを確認。ちなみに1皿40THB だったので、東京の都心店と同じくらいの価格設定だった。小腹がすいてたら何皿か食べようかと思ったが、プーパッポンカリーが胃の中にどっしり陣取っているので今回は遠慮することにした。
その後はフードコートで搾りたてのオレンジジュースなんかを飲みながら、目的地であるラジャダムナンスタジアムにどうやって行こうかと考えていた。最寄りの駅がないため、地球の歩き方でもタクシー推奨とされていたが、時間もあるしちょっと変わった移動をしようと思い付き、バンコク市内を東西に走っている運河の水上バスに乗ることにした。
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水上バスというのは東京にもあるが、お世辞にも綺麗とは言えないバンコクの運河を走っている水上バスに乗ることに意義があるのではないかと思い、至近の船着き場へ徒歩移動。そこから乗り方などをネットで調べて水上バスに乗り込む。時速で言えば30kmくらいだが、遮るもののない運河をその速度だと、体感速度としては結構速く感じられた。西日が沈んでいく運河は中々趣があったが、生活排水が流れている運河なのでうっすら臭いのがマイナスポイントだった。まぁ、異国感があって良いんじゃない?と思えればプラスに働くかも。
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船着き場から徒歩15分くらいで、本日の目的地、ムエタイの聖地「ラジャダムナンスタジアム」に到着。時間は18時で、試合開始まで15分という、図ったかのようなタイミングだった。2500THBを支払い、リングサイド2列め中央というかなりの良い席に案内される。
試合は全部で8試合。ムエタイがどのような格闘技か、どのようなルールかは知っていたが、思っていたよりも全然激しい試合が多く、かなり興奮する。本場のムエタイはKO決着が少なく、判定が多いと地球の歩き方に書いてあったのに、今日は6/8がKO決着という神回に立ち会った。私の好きなボディブローからの悶絶KOも見られたし、ビールは美味しかったし、かなり最高の体験をすることができた。本当はもうちょっと細かく語りたいが長くなってしまう上にマニアックな内容になるので割愛する。
21;30頃にすべての試合が終了。明日は午前中にベトナム行きの飛行機なので夜更かしはできないが、少しだけでも夜の匂いをかぎたいと思い、バイタクで繁華街のアソーク駅に向かう。
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アソークは東京で言う新宿みたいなところで、ちょっと歩くと歌舞伎町のような夜遊びスポット「ソイカウボーイ」があるところも似ている。3年前にもソイカウボーイには行ったのだが、それから3年間でどう変わったかを確認したくて再訪したが、バービアとゴーゴーバーが軒を連ねていることは変わらず、ただそこに大麻のお店が点在していることが大きな変化だった。パタヤでも沢山あったのでいちいち驚きはしないが、なんとなく複雑な気分になる。純粋に酒と女に溺れて沈没していくのがバンコクの正しい楽しみ方だと思っていたが、そこに大麻が加わるとちょっと事情が変わってくる。なんだかなぁ、と思いながら地下鉄でホテルへ戻り、旅行記を書き連ね、1:30頃就寝。
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本日の出費
交通費;ざっくり400THB
食費 ;ざっくり800THB
遊興費;2650THB(ムエタイ観戦とビール)
その他;洗濯200THB
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