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猫まんがについて語りたい ①

もともと文章を書くのは好きで、でもブログはなんとなく敷居が高くて、かといってツイッターの140文字では足りなくて。そういう人のためにこの媒体はあるんじゃないか?というくらいのフィット感があるnoteでいろいろと書いていきたいと思います。sinta0120です。よろしくお願いします。

今回のテーマは表題の通り猫まんがです。捨て猫のナギと暮らし始めてもう14年余、猫好きはどんどんと悪化し、気づくと身の回りやYoutubeの履歴や本棚は猫にまみれていました。その中で私が読んできた猫まんがについて語っていきたいと思います。

まずは直近で買った猫まんがです。

作者のにごたろ先生が毎日投稿しているtwitterを見たのがきっかけでアマゾンで全巻大人買いしてしまいました。
これから複数の猫まんがを語るにあたり、比較用にいくつかの項目に沿って語っていきたいと思います。

ターゲット → 猫飼いの人
このまんがは不必要に猫を美化していません。といっても可愛くないわけじゃないんです。見た目としての可愛さよりも、猫を飼っていないとわからないような細かなしぐさに可愛さを表現しているんです。
また、ときおり「猫と暮らすことについての幸せ」にも触れています。老猫と暮らすものとして、いままで一緒にいた時間がいかに幸せだったのかと、残された長くないであろう時間の大切さを教えてくれました。

属性 → かなりリアル寄りのフィクション
ルポまんがのような実話ではないようですが、作者の経験に基づいた描写はかなりリアルです。
特徴的なのは「人名が出てこないこと」。猫はモチャ・ミルク・ノリ吉などしっかり名前がついているのですが、飼い主の人間は父・母・私と属性のみで名前が出てきません。人間側にあえて個性をつけず、「猫と暮らす家族・人間」として描写することで「猫との暮らし」の部分のリアルさが際立っていると思います。

誰目線か → 飼い主(人間側)
前述の通り猫飼い向けのまんがなので、おおむね飼い主目線で進んでいきます。猫はあくまで猫として、言葉をしゃべったりせず、感情がわかりづらい生き物として描写されています。その分、心が通じ合ったときの喜びが強調されています。
猫も「きっと幸せだろう」として描かれていますが、「猫と暮らすことの喜び」を感じるのは人間です。ずれない視点は安心して読み進められることにつながっているように思います。

総評 → 「猫好き」ならtwitterでいいかも、「猫飼い」なら必読。
可愛い猫を愛でたいのであれば、他にもたくさんまんがはあるんです。もっとライトなタッチのほうが面白いかもしれません。
ですが、このまんがには猫飼いの喜びと悲哀がぎゅっと詰まっています。何気ない日常のなかにあるちょっとした幸せに気づかせてくれる良作です。

こんな形で何作か猫まんがを語っていきたいと思います。
次回は『夜は猫といっしょ』にしようと思っています。

こういった文章を書くのは久しぶりなので、まずは書く・発信することをメインにnoteに慣れつつやっていきたいと思います。

ちなみに文章を書きたくなった動機は、ここ数日ネット界隈を騒がせているラーメン評論家騒動に伴う「はんつ遠藤」氏の素晴らしい文章を目の当たりにしたからです。
15年位前は面白いと思ってああいった文体でブログを書いていた時期もあるんですが、まさか令和のこの時代に「おもしろ文章」にお目にかかれるとはつゆほども思っていませんでした。
背景や内容は置いておくとして、こうして私に文章を書く動機を与えてくれたので、「他人に影響を与える文章」であったということは間違いなさそうですねwww(爆)(大汗)

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
また次回お会いしましょう。

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