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「肌汚いね」で女性恐怖症になった元高校生

高校1年生の頃は誰だって多感な時期だ。
昨日まで自然体だった奴が、慣れないワックスを髪にベトベトに付けては常に反射する自分を探して髪の毛を整える。
全く似合ってないし絶対つけない方がいい。
でも周りが気になって、少しでも良く見られようとアホみたいに反射を探し続ける。
道路のミラー、スマホ、駐車場の車、などなど。
何も無い時は俺の瞳さえ見つめて来るもんだから新手のホモかと勘違いした。
「少しでも良く見られたい」
⬆この姿勢は素晴らしい👏
ロックバンドのライブ後の髪型のように、結果素晴らしいものにならなかったとしても意識して改善しようとする方向性は評価すべき。
だが、過剰な自意識は時に自分を傷つけてしまうことになる。

今から約10年前、俺は顔は良かった。
人によって好みは分かれると思うが、周りの人と比べると比較的チヤホヤされていた自負がある。
そう、顔「は」良かったんだ。
結果から言うと肌がとんでもなく汚かったんだが、多感な高校生にとってこれは地獄だった。
文字にすると「顔が良くて肌は汚い」
とてもシンプルだが、あれは耐え難い苦痛だった。二度と経験したくない青春だ。

本気で死にたい


そう間違えなく感じていたんだ。

そんな俺が10年越しに肌に悩むみんなに少しでも情報提供なり力になれればとこの記事を書こうと思った。
もちろん現在も後遺症?的なものがあり、肌の症状・メンタル共に完全に完治した訳では無い。
ただ状況に応じての対処法・マインドなりはあの頃よりも持ち合わせているので少しでも参考になればと思う。

みんなに情報提供なんてカッコつけているが、実際のところあの辛かった時期の自分に送りたいと強く思ってしまっている。

自分のような人に届けばと。

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