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天使。
生きる希望を見失ってまいました。
どこになくしたのだろう。
探しても探しても、見つからない。
リハビリの為、病棟を通る。
そこに、まばゆい天使がいた。
天使は、私を見つけると、
キラキラした目で近づいてきたのだ。
話は噛み合わないが、
なぜかお願い事をされた。
それは、私の人生であまり経験のない事。
自信もないし、期待に応えられるのか。
不安ばかりが募っていくばかりだ。
だが、私の中での、
生きる為の必要性が出てきた。
なんだか、希望という言葉が嘘くさく、
ただの自己防衛であり、言い訳なのだと、
自然と、そう考える様に変化していたのだ。
私にできるだろうか…。
無垢な笑顔は、私に大きな何かを与えた。
失ったものを探すより、
何かを得る方が大事なのだな。
裏切られてるのには、慣れてるが、
裏切るのには、どうしても慣れないもんだ。
うん…はい。
かわいい天使さん、
わかった。がんばるよ。
でも、なぜオレなんだい?
あーそっか…なんとなくね。
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