最強ホスト王の「人の心を操る」コミュニケーション術とは?
鶴見一沙「ホスト界の頂点に立つ男の『心を操る』技術」より。2004年度、全日本ホストグランプリで全国1万人以上のホストの中からチャンピオンに輝いた鶴見一沙氏の語る最強ホスト王の「人心掌握術」の極意。
「さまざまなビジネス書を読んだけど、うまく交渉がまとまらない。営業成績が上がらない。」
「心理学を駆使したテクニックを試しても、うまくいかない。満足のいく接客ができない。相手の気持ちをうまく推し量ることができない」
・・・といった悩みに答える、単なる女性の接客術にとどまらない最強ホストの「人の心を操る」ための実践的なテクニックのマニュアルとは?
「自分が望んだ通りに、お客様が動いてくださる」?なぜそのようなことが可能なのか。
● どうすれば、相手を自分の思い通りに動かせるのか?
それは、その人の「信頼」を得るから、思い通りに動いてくれる。
ホストが「人の心を操る」というと、"うまい言葉を巧みに使い、お客様から金を巻き上げている"というイメ-ジを抱く人が多いかもしれない。
確かに実際、「自分が自分が望んだ通りに、お客様が動いてくださる」ということに変わりはないが、けれどもそれは、決して心理学的なテクニックや表面的な美辞麗句を使って得られるようなものではない。
では一体どうして、相手が「自分が自分が望んだ通りに」、「動いてくれる」のか?
それは・・・、
相手と自分との間に、「絶対的な信頼関係」を築くから。
・ 相手の立場にたって、相手の心情を推察する
では、相手との絶対的な信頼関係を築くには、どうしたらよいのか?それには先ず、「自分が本気で相手のことを考え、行動すること」。
相手のために、本気で行動できさえすれば、それが信頼に変わる。そして最終的に、相手が自分の望むように行動してくれるようになる。
情けは人のためならず。自分から求めているばかりでは、自分から何かを欲しがって相手から引き出すことを考えているばかりでは、人の心を操ることなどはできない。
相手のことを最優先に、相手のためになることを考えて、はじめて人の「心をつかむ」ことができるようになる。
・「会話ベタ」の人には何が足りないのか?
・ 会話で何を話したらいいのか?
・ 会話を長続きさせるために必要なこと
・ 話ベタな人でも「○○一つ」で会話はうまくいくようになる
・ 会話を途切れないようにさせるには?
・ どうすれば「相手の記憶・印象に残ることができるか」
・ 相手との親密度を一気に高める「恋愛話」
・ 相手とより深い信頼関係を築くには?
・ 男女で違う「愚痴や悩み」の対応の仕方
・ 相手との仲をさらに深め、持続した関係を築いていくには?
・ もし相手を怒らせてしまったら?
・ 職場でより良い人間関係を築くには?
・ 「感謝」の気持ちが大事
・「会話ベタ」の人には何が足りないのか?
会話ベタの人に共通する欠点は、事前に「話のネタ」を準備していないこと。だから「何を話せばいいのかわからない」ようになってしまう。
・会話で何を話したらいいのか?
会話で最も盛り上がるテーマは「趣味の追求」。つまり、相手に自分の好きなことを語ってもらうこと。
会話は「趣味の追究」一つでうまくいくようになる。
・会話を長続きさせるために必要なこと
ホストでさえ、事前に「会話の武器となるネタ」を用意していないことには相手との会話は続かない。
こちらからも話を相手に振れるくらいに、見たテレビや映画、アニメの話、自分の職業や仕事に関する話、美容やファッションについてどうしているかの話、読んでいる雑誌や本、マンガの話、株や保険関係の話、引越しや不動産の話、見たりやったりしているスポーツやギャンブルの話、家族関係やその他異性関係、人間関係にまつわる話、血液型や占いの話、芸能ネタ、ニュース、時事ネタ、雑学・・・など、特に相手の趣味に結びつけられるような会話のネタを事前に用意して、その話に詳しくなっておくこと。
また、損をしたとか、得をしたとか、面白かったとかつまらなかったとか、自分がした体験や経験について意識的になっておくことが大事。
まだ記事は少ないですが、ここでは男女の恋愛心理やその他対人関係全般、犯罪心理、いじめや体罰など、人の悩みに関わる心理・メンタリズムについて研究を深めていきたいと思っています。