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心理学的観点から見る黒字リストラのリスク

『黒字リストラ』という言葉をご存知ですか?

この記事見てる人は知ってると思うのですが

45歳以上の人をリストラしていくというアレです。

今回はこの黒字リストラによって起こるであろうリスクを

心理学的観点で紹介します!

そのためにはまず45歳という年齢が、どう言ったものかを説明します!

1.アイデンティティを再度確立する年齢

人間のアイデンティティ、この場合パーソナリティといってもいいですが、これが形成されるのはいつだと思いますか?

よく言われているのが10代後半〜20代前半です。

このアイデンティティやパーソナリティは、

その時の環境や状況によって大きく変わるもの

な訳です。

そして、後天的に取得したものは

状況が変われば揺らいでしまう

そして45歳付近というのは

自分の子育てや、親の介護などで状況が変わることがありますよね?

例えば
子供が自立したとか
親が介護が必要になってしまったとか

子供が巣立ったあと、それによって精神的苦痛や抑うつ状態が現れる

『巣の穴症候群』

というものがあります。

これだけでもヤバそうですよね・・・

更に追い討ちをかけますが、

2. 45歳というのは生理機能が著しく低下していく時期です。

人間の生理機能は

20代半ばがピークとなり

30歳はおよそ90%

40歳はおよそ75%

5.60代になるとおよそ50%まで落ち込むと言われています。

つまり45歳付近では

全盛期より著しく自分の能力が落ち込んでいる

この事実も個人の精神に大きな影響を及ぼすものになります。

つまり45歳とは、
・生理機能が落ち込み、自分が思い通りにならず
・身の回りの環境が大きく変わることが多く
・そんな中、個人のアイデンティティを再度確立する必要を求められている

こんな精神的に脆い時期に、更に追い討ちをかける様にリストラされたらどうなると思いますか?

想像すらしたくないですよね...

では、今あなたが取るべき行動はなんでしょう?

その答えは、あなた自身が見つけるものだと思います!