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【 落語の雑則 14】 感情を振り切りらない

痛い芝居
痒い芝居
恥ずかしい芝居

一つの感情だけを出そうとして
振り切れている

子供の芝居のよう

味なら
塩気だけの塩味
甘いだけの甘さ
コクも旨みもない

一歩手前で抑えて
他の細かな感情を加える

敢えて示したい感情を示さないで
表現するのも大人の芝居

様々な感情の揺れ
常に変化する感じ方と反応

味わえる表情

そんな落語を追究したい


落語を考える事は限りなく深い森の姿を探求する旅のようなものです。森の中にいる私には、森の外から見ての意見で、見えないものが見えてくると思います。そして、一人より二人、二人より三人と、誰かと一緒に考えて行きたいです。スキ、コメント、サポート、みんな大歓迎です。よろしくお願いします。