【Tableau】国土地理院のデータを使った市区町村ポリゴンの作り方

Tableauでは都道府県などの地理情報をポリゴンで表示する機能があります。ただ、東京23区や市区町村レベルとなるとポリゴンが表示されない場合があります。そこで本記事では国土地理院のデータを使って任意の市区町村ポリゴンを表示させる方法をご紹介します。

ポリゴンデータのDL

以下のサイトにアクセスします。
https://nlftp.mlit.go.jp/ksj/gml/datalist/KsjTmplt-N03-v2_3.html#prefecture15
こちらのサイトでは都道府県×更新年ごとにファイルがダウンロードできるようになっています。
例えば東京23区のデータが欲しい場合は東京の一番最新のデータをダウンロードします。

データの読み込みと結合

ポリゴンデータがDLできたら、その中に入っているgeojsonファイル(そのほかのファイルでもおそらく可能)をtableauに込みこませます。

読み込ませたポリゴンデータを市区町村別のデータが入ったテーブルに結合させます。23区のデータはN03 004列に入っているので、そこをキーにして結合させています。



ポリゴンデータの表示

あとは、緯度、経度を行列に入れてジオメトリを詳細に入れれば、以下のような23区のポリゴンを表示させることができます。

また、地図を右クリックしてバックグランドレイヤーを開き、ウォッシュアウトを100にすると後ろの地図を消すことも可能です。


おわりに

ちょっと手間ですが、上記の方法で23区のポリゴンを作ることができます。23区って1000万人近くの人口がいるので、デフォルトでポリゴンが入っていてもいいような気がします。

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