【体験談】コーチングを受けてみた。②
こんにちは、もへ子です。
さて二回目のコーチング記録。まずは冒頭は先週の振り返りから。
Hiroさん「前回からどうでしたか?」
私はこの二週間で起こったことを話した。
前回が日曜に実施だったこともあり、次の月曜日ではかなり意識してがんばれた。よく日記や手帳に「●●をやる!」と書いていても、結局できなかったりするが、コーチングで他者と約束してコミットすることで実行できる。
これはコーチングの大きな効果だと思った。
私「正直、どうしても断れなかったりするものもありました。でも何件か、その日はきついからと別の日にしてもらうことができました。」
Hiroさん「すごいじゃないですか!!断ってどんな気持ちでした?」
私「うーん…スッキリした気持ち?」
Hiroさんはその時の気持ちを掘り下げて聞いてくれた。ただ正直、全てができたわけではなかった。気持ちが大きく前に進んだのは事実だったが、毎回できたわけではなかったし、むしろできなかったことのほうが多い。
Hiroさん「そうでしたか…私、もへ子さんのために何ができるかこの2週間、一生懸命考えたんですけど…やっぱり感情の膿を出すことが必要かな、と感じました。」
私「膿…ですか…」
Hiroさん「最近、思いっきり泣いていますか?」
正直私の涙腺はもともとゆるゆるで、子供が生まれてからは更にゆるゆる、ガバガバ、で映画の宣伝だけで号泣できるレベルだったが、Hiroさんからは私が色々我慢しているように見えたようだった。
Hiroさん「今日は謝罪の手紙を書いてもらいたいと思っています。」
謝罪…
「誰か一人選んで今までの人生でどうしても誤りたい人に向けた謝罪文を書いてみてください。自分にたいして書く方もいらっしゃいますし、どなたあてでも大丈夫です!今から10分で…できそうですか?」
私はすぐに長男のことが思い浮かんだ。その時点で少し泣きそうになった。
私「わかりました。」
手元の手帳とボールペンを手に取り、書き始めた。
もともと不妊だった私は子供は一人かなと漠然と考えていた。ところが予想に反して、二人目を自然妊娠。「絶対に長男に兄弟を作ってあげたい!」という強い意思ではなく、長男が本当に可愛くてたまらなかったので、またこの気持ちが味わえたらな・・・くらいの気持ちで二人目の出産に臨んだ。
次男が生まれたとき、長男は2歳11ヶ月。今思えばまだまだ赤ちゃんだった。にも関わらず、新生児の世話と出産から回復していない中の寝不足と、いやいや赤ちゃんがえり真っ盛りの長男に、些細なことでイライラしていたと思う。あんなに怒らなくてよかった、ということでたくさん怒ってしまった。世界で一番愛おしい、大切な存在だったのに。そのことをずっと後悔していた。そのことを手紙には書き綴った。
Hiroさん「かけましたか?」
私「…はい」
Hiroさん「では読んでもらえますか?」
私は書いた内容を読み上げた。というか、よみ終えるのに必死だった。
涙が止まらない。声が震えて、うまく読めない。
「長男くんへ。次男が生まれたから、寂しい思いをさせてしまってごめんなさい。イライラしてたくさん怒ってしまいました。いつも寝不足で、体調も悪くてとにかく小さなことでイライラしてしまって。何があっても大切にすると決めていたのに、怖い思いや悲しい思いをさせて本当にごめんなさい。
もし時間が取り戻せるなら、あのときに戻ってたくさん抱きしめて遊んであげたいけど、それはできないので、これからの時間でたくさん愛を渡して何よりもあなたを大切にします。生まれてきてくれてありがとう。愛しています」
涙が止まらず、オンラインのPC前を離れた。少し落ちつてからPC画面の前に戻ってきた。
Hiroさん自身もお子さんが二人いて、たくさん共感してくれた。
「明日からこの謝罪文をいつも思い出してくださいね。きっと、もへ子さんの心をつなぎとめるアンカーになります」
本当にそうだな、と思った。そして、「カタルシス」を確かに感じた。長男のことはずっと私の中でわだかまりだったからだ。
実はコーチングを受けた職場の先輩や夫(同タイミングでHiroさんのコーチング実施中)の話を聞くと「自分のなりたい姿とかそれを実現している人(ロールモデル)」を聞かれて、その人たちがどんな行動をしているかを聞かれてモデリングする、というのが定番のようだったので、「自分もそんな感じになるのかな?」と勝手にたかをくくっていた。
ところが私は全くそんな流れにならず、「鏡の法則」的な、心の奥の奥から毒を出すようなアプローチだった。
「こんなコーチングもあるんだな…」
そして来週以降もHiroさんはあの手この手で私を泣かせにかかるのですが…それはまた次回!
その週の宿題。
「人生で納得できずにいること、消化できずにのこっていることを書き出しましょう。10個を目安に」
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