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仕事における“区切り”を考え、決める。

こんにちは!はるです。


たまには挨拶から始めてみましたw!


とあるところで、何の気なしにおはようございます!の挨拶を返したら「やっぱり挨拶は嬉しいです!」とお返し頂きまして、むしろこちらが嬉しくなってしまったので、これからはきちんと挨拶から始めていこうと思いますw



先日長女の小学校の卒業式がありました。

6年前の卒園式の時とはまた違った感動と、今まで味わったことのない感情が自分の中に沸き起こりました。

小学校卒業なんで長女は12歳。なので自分が“親”になって12年経つのですが、未だ自分が“親”だという自覚があるんだかないんだか・・・🤔💦

でも娘が卒業証書を受け取る瞬間、自然と少し涙ぐみました。

無自覚でも、自分も少しづつ“親”になっていっているのかな?と思いました。



で、今書いてたこととは全然関係ないんですが(笑)、娘の卒業式に出席しながらふと頭に浮かんだことがありました。


そういえば、人は社会に出るまでは“区切り”が設けられてるけど、社会に出てからは“区切り”がないなぁと。(あ、あくまで仕事に関してです。結婚とか人生における区切りみたいなのは抜きにして。)


まず小学校入学前の6年間、生まれてから保育園や幼稚園に通う6年間ですね。ここで1度『卒業』を経験します。

次に小学校での6年間。ここで2度目の『卒業』を経験します。

そして中学での3年間。3度目の『卒業』です。

さらに高校での3年間。4度目の『卒業』。

最後に大学での4年間。5度目の『卒業』。



厳密に言えば、高校や大学に行かない人だっていますし、短大だったり専門学校だと年数は変わってきますが、あくまで今の日本の一般的な話だと、社会人になるまでは上記の様に5回の“区切り”があり、5回の『卒業』を経験しますよね。




で、1度社会に出るとどうでしょう?

もうこういう社会的に決められた“区切り”ってなくないですか?

“区切り”がないので『卒業』もないんですよ。


これ思い付いたときに(今頃?って思う人もいるかもしれませんが💧)、瞬間的に

「あ、これってなんか結構ヤバいかも」

って思ったんですよね。


瞬間的にそう思ったんで、後からなんでヤバいって思ったのかなー?と自分で自問自答しながら考えたんですが、自分の中ではこういうことでした。



“区切り”がなく、『卒業』がないと、成長を感じられない(感じずらい)



のではないか?と思ったからです。


学生時代って体もどんどん成長しますし、『卒業』で少なからず誰でも何かしらの成長を感じてると思うんですね。


実際社会に出て会社に所属すると、大抵の人は日々同じ仕事の繰り返しになるのではないかと思います。

自分は基本的に飲食の仕事しか知らないので、他業種のことはあまり分かりませんが、飲食店でも基本的な仕事は毎日同じです。

めっちゃざっくりですが、

掃除する、仕込みする、調理する、接客する、片付けする、レジ〆とかする→掃除する・・・・・

の繰り返しです。

もちろん新メニュー考えたり、イベント打ったり、どうやってお店を繁盛させようか?と日々のルーティンワーク以外にやることは沢山ありますが、ハッキリした“区切り”や『卒業』のようなものはありません。


ですので、どうやって成長を感じるかといったら、その日々のルーティンワークのスキルが上がったかどうか、とか、実際売上を上げられたかとかの数字的なところとかで感じるわけです。

でもこれめちゃめちゃボヤっとしてるんですよねー。

もちろんキチンとした会社はこういうところにしっかりとした評価制度や表彰制度なんかを設けて、自分が心配しているようなことをクリアしているんだと思います。

なので自分もこういう仕組みはしっかり作っていかなきゃな、と思いますが、それと別に、個人個人でもこれについては認識しておいた方が良いんじゃないかなとも思いました。



因みに自分は、なのですが、恐らく今の状況になるまでに、自分の中で強制的に“区切り”を作ってきたのだと思います。


まずは初めて入った会社で、

「社会人としての最低限のマナー、社会人としての飲食店の仕事に対する考え方や姿勢、バイト時代とは違う労働環境」

を知り、経験して身に付けることを目標としました。

これを自分なりに達成出来たと思ったときに、区切りを付け、『転職』という形で『卒業』しました。



次に入社した会社で、

「店長になって、営業に携わる全て、またお店の経営に関することを学ぶ」

ことを目標としました。

これもまた、自分なりに達成出来たタイミングで区切りを付け、今度は『独立』という形で『卒業』としました。



そして現在はお店も2店舗になり、

「3店舗目を出店して、法人化する」

という目標を立て、『法人化』という形で今の自分を『卒業』しようとしています。




何となくサラッと思い通りに来てる感じで偉そうに書いてますが、ホントにそんなことは全然なくて、当時は日々目の前のことを一生懸命やってるだけでしたし、ここに書いていない悩みや葛藤なんかももちろんありました。そして今もバリバリあります💧


でも、2つだけハッキリ言えることがあります。

それは、

その社会に出てからの人生における“区切り”を全部自分で決めてきたということ。

そして必ず何かを始める時に(始めた後で修正してもいいから)、何かしらの目標を掲げていたこと。




社会が与えてくれた区切りがあるのは一般的に行くと25歳くらいまで。

何となく80歳くらいまで生きるとして、社会に出てからの55年くらいは自分で何とかしないと何の区切りもありません。

55年て何の区切りもなく過ごしていくのには、ちと長くないですか??

ちと長いんですけど、でも時間は有限です。

ともするとダラダラと同じことを続けるだけであっという間に終わってしまうかもしれません。



いつになっても、いつまでも、自分で自分の成長が感じられるような、

目標→達成→卒業→目標→達成→卒業→目標・・・・・

のサイクルを作るために、しっかりと自分で人生の“区切り”を考え決めていくことは大切なんじゃないかと思います。



人は頼れません。自分で自分を成長させるしかないんです。



そんなことを考えさせられた、娘の卒業式でした。

ではまた~😁

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