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外来看護師のひとりごと2

みなさんこんにちは。
こうりです。

今回は外来看護師の構成などについて綴らせていただきます。
私が勤務している病院の話で、全ての病院に当てはまるわけではありません。


外来の看護師って誰がやるの?

外来看護師って、なんかおばちゃんが多いなあと思った事ありませんか?笑


その通りです。体力的にも頭脳的にも夜勤がキツくなってきた40代から50代が多いです。


と、同時に妊婦さんも多いと思いませんか?


外来はその性質上夜勤をしません。
なので子供が小さくて夜勤が難しい、子育て世代の看護師も多いのです。20代後半から30代といったところでしょうか。


病棟の看護師の平均年齢が20代に対し、外来の看護師の平均年齢は40代という事もあります。
よく言えばベテラン揃いですね。


人がいない!



外来看護師は、万年人手不足です。
一つの診療科に1人、もしくは2,3人しかいません。

医療法では外来看護師の配置基準は患者30人に対し看護師1人となっています。
私が勤務している病院の1日外来受診患者数の中央値は600人強。看護師は約30人です。
すると、数字的には間に合ってるじゃん?となりますが、これには裏があります。


実は外来看護師は正職員が少ないのです。
正職員は全体の半数くらいで残り半数は時短とパートが占めています。朝一から最後まで働く人数が少ないんですね。時間が経つにつれどんどん帰っていくので人がいない!ということになります。

では、どのように対応するか。
これは単純かつ努力が必要な方法です。
つまり、看護師1人が自分が配属されている診療科以外にも2,3科できるようになる、です。


当たり前ですが病気が違えば看護も違います。
その診療科によって、同じ事でもやりかたが違うと相当なストレスです。
そのストレスに耐えながら忙しい診療科に応援にいき、誰かが休んだらその穴を埋めに行きます。
このようにして外来は回っていきます。



外来看護師は医療のスペシャリストでもあり、外来のジェネラリストでもあるのです。



楽しんでいただけましたか?

では、本日はこれで失礼します。


また読んでいてだけると嬉しいです。

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