君はドリクラを覚えているか?
ドリームクラブというゲーム
昔々、ある所にドリームクラブという『ピュアな紳士が集まる場所』がありました。
まぁ言い訳のしようがないドドドキャバクラなんですけど、そこは別にあんまり気にしないでいただければと思います。
ただ、当時は類を見なかった魅力的なムチムチとした3Dモデリングと、楽曲のクオリティの高さ、それに加えてまだまだ元気だったニコニコ動画でバズった結果、何故かこのゲームは大きな注目を集めたまま、xbox360のゲームとして発売したのでした。
いや、だってこのゲーム、キャバクラに通うゲームですよ? 主人公は無職でアルバイトして、稼いだお金を週末ドリームクラブに入れ込んで女の子を攻略するゲームですよ?
しかも、攻略のカギは「飲酒させて話を聞きだす」とかいうぶっ飛んだゲーム性。
もし当時、今みたいにVの者がいたら、鬼のようにネタ扱いされて実況されまくられる類のネタゲーでございます。
今だったらすげー話題になってただろうな。
そして、その後ドリクラは以下のようにシリーズ展開。(wikiより)
ドリームクラブ(2009年8月27日)
ドリームクラブ ZERO(2011年1月27日)
マージャン★ドリームクラブ(2012年3月29日)
ドリームクラブ ホストガールコレクション!※ソシャゲー(2013年7月9日)
ドリームクラブ ホストガールオンステージ(2014年2月22日)
ドリームクラブ Gogo.(PS3:2014年4月10日)
ヒロインを一新した「ドリームクラブGOGO」を最後に、ドリームクラブシリーズは終幕を迎えます。
原因は分かりかねますけど、まぁソシャゲーも特にうまくいくわけもなく、ドリームクラブGOGOが一切話題にならなかった事かしら。
ドリームクラブGOGOの時、滅茶苦茶貼りついて情報集めてましたけど、ほぼほぼ宣伝みたいな事はしてなかったので、GOGOで終幕したのはもう、しょうがなかったのかなと思います。
もともと出オチに全振りしたゲームなので、ここまでシリーズが続いた事自体が異常。
僕は胸を張ってファンと言えるぐらいこのコンテンツに触れましたが「このクオリティであれば、この結果が限界到達点だな」というのが本音です。
貶している訳では絶対無くて、「埋もれた名作」って訳でもない、「これぐらいがドリクラらしいな」とファンとしての想いです。
一応、ドリクラ、ドリクラZERO、ドリクラGOGO、合計30ルートのハッピーエンドを全て攻略したファンとしての意見です。1ルート最速で3~4時間かかるので、多分100時間ぐらいドリクラやってるかと思います。ドリクラを100時間ってえげつないですよ!!!
……なので、特にこのシリーズに対して「もっともっと流行ってほしい」という想いは無いのですが、
刺さる人には刺さるゲームかと思いますので、今回紹介させてもらう事にしました。
魅力的な楽曲
まず、ドリクラといえばキャラクター毎の歌とダンスのクオリティに尽きるでしょう、色々素敵な要素はありつつも一番最初にそこから入ってほしい!
本当に、可愛いキャラは可愛いし、何より楽曲とダンスのクオリティがすっっっっごいんですよ……!!!
これ、2014年に公開されたPVなんですけど、十分に2021年現在でも可愛くないですかって言う。
僕の推しは花里愛ちゃん。この子のキャラ造形、本当に素晴らしくって……ちょっとSな所もありつつも決して記号的なSっぽさじゃなくて、あくまでアクセントとしてのSっぽさがありつつ、根本的には優しく笑顔の似合う素敵な女の子なんですマジで。
声が可愛い。すげぇ好き。
そして大体の反応がナチュラルで、女の子としての可愛さを煎じて煮詰めたみたいな素晴らしいキャラクターなんです。ああ、好き。
なんとなく、微妙に似ているキャラクターとしたら『冴えない彼女の育て方』の加藤恵が近いかもしれません。(恵はちょっとキャラクターとしては特異点過ぎるけれど)普通萌えの僕からしたら、爆好きなんだよなぁ。
花里愛ちゃんのキャラクターソングはこちらから。
今でも聞くぐらい、物凄く大好きな曲です。ゲームがどうなったとしても、ずっとずっと花里愛ちゃんの歌は僕の心に残ってるんだよなぁ……
2:13~2:27の箇所なんですけど、僕、ラブライブとかアイマスとか、色んな、本当に色んなライブステージを見てきたんですけど、ここ本当に最高の長回しのカメラワークなんですよね。
サビで盛り上がるのに、一度も細かくカットせずに、ぐる~りとキャラクターの360度の全身可愛いをバキバキに伝えきる。思い切りが凄い、えげつない。可愛い。
これ、2021年現在でも未だに震えるぐらいの素晴らしいカメラワークなんです、マジで。アイマスでもラブライブでも見たこと無い、本当に凄い。
こんな恐ろしいぐらいのセンスを持った演出の人、本当に何者……?
あと、特別キャッチ―な歌と言えば
このドラゴンレディかなぁ。振り付けがすっごいい味出してるんですよね……好き……
ドリクラの振り付けって、他のどのアイドルゲームやダンスPVでも絶対できないような滅茶苦茶目に残る振り付けなんですよね。
アイコニックと言うか、どんなダンスにも絶対に目で覚えちゃう振り付けがあるんですよ。これ、えげつない事だと思うんです。
『っぽい曲』を作らせたら、ドリクラに勝るコンテンツってこの世どこ探してもないと本当に思ってます。
……さて、ここまで言っておいてなんだけど、一切ゲーム部分の紹介をしていないという。
正直、ゲーム部分に関しては、本当にキャラクターの事が好きになれるかどうかが全てといっても全く過言では無いゲームなので。
まず歌から入って、気に入ったのならゲームを初めて、攻略してみて……キャラクターの事を好きになってみてください。それがドリームクラブの全てです。
もし「ああ、この子可愛いなぁ」と思える事が少しでもあるのであったら、物凄いゲーム体験ができると僕が保証します。
なんなら無料で遊べる
プレイステーションNowに対応中。
そんで、プレイステーションNowはPCでも遊べます。
しかも初回なら100円で遊べる(1か月後に100円戻ってくるので実質無料)
あ、でもすみません、コントローラーは必須みたいです。キーボードで代用はできないみたい。ただ、ある程度のゲーマーであればコントローラーは持っているかと思います……あるよね?
なので、ある程度の性能を持ったPCとコントローラーさえあれば、7日間無料。(解約するのを忘れずに!!)
攻略Wikiを見てしまえば(酔っ払って会話すればいいだけのゲームなので、攻略要素というものがあんまり無いので、見ちゃって全然いいと思います)大体1キャラ慣れてたら3~4時間でハッピーエンドに行けるかと思いますので、まず間違いなく、自分の推しキャラ程度であれば最後まで遊べるかと思います。
あのクオリティのものを無料で遊べるので、是非とも。
Vtuberのオモチャ感があるドリームクラブですが、プレイする価値はある新世代のギャルゲーです。
ドリームクラブは、僕のずっとずっと心に残っている、とても大切なゲームです。
是非とも、何かの縁を感じたのであれば、プレイしてみてください!
あと、ドリクラに多大な影響を受けた拙作も是非に!