アニガサキ、部になったらええやん問題
自己紹介
どうも、信乃アルボです。
ラブライブとアイマスが大好きです。
一応シナリオライターとして10年以上食っているものです。
（関係各社に迷惑がかからないように名義は別です）
サークル『アルボブックス』で、2024年5月現在で5作品リリースしており、7月12日～全品50%OFFです、新作ともどもよろしくね！
二次創作のジレンマ
はてさて、もうシナリオは描き終わったのですが、今回、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会という作品の、優木せつ菜ちゃんの二次創作を作りました。
書き終わった後で思った事なんですが。
これめっちゃ原作を否定してるように見えないかしらね！？
というものでした。
というのも、僕が書いた二次創作なんですが、原作の設定をめちゃくちゃに変えちゃってる所なんです。
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会のアニメ版って、作中の終盤に「同好会から部にならない？」っていうくだりがあるんですね。
……正直、アニメだけみてると「いや別に部になってもええやろ」っていう感想しか出てこないんですけど、僕が書いた二次創作の展開上、どうしても同好会から部にする必要があったんです。
そこで僕はさくっと『同好会』を『部』に昇格させちゃったんです。原作で作中の登場人物が大切にしている『同好会』という設定を変えちゃったんです。
めちゃくちゃ正直な事を言うと、アニメ原作でもマジで「部にすればいいのに……」という感想しかなかったので、僕の感情と都合で原作を改変しちゃったんですよね。
これってどれぐらい許されるものなのでしょう？
二次創作のモチベーションとして「僕だったらもっと面白いシナリオを書けるのに！」っていうのは、別にあってもいい感情だとは思うんですよね。
ただ、だったら人様のキャラを借りてやるなよって気持ちもあります。
あと、まぁその、どうしても僕が見て十分に救われなかったキャラクターを、自分のエゴで救う展開にしたり、キャラクターに自分のエゴでしゃべらせて、原作の答えと真逆の答えを出させたりしました。
これ、アニガサキが好きな人が読んだらめちゃくちゃ怒るんじゃね……！？ という展開を捻じ込みまくりました。
誤解をしてほしくないのは、僕はまず間違いなく『虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会』が大好きであるという事。
生まれて初めて『ライブ』に行ったのはR3BIRTHの一番最初のユニットライブだという事。
R3BIRTHのユニット名に20個ほど自分で名前を考えて送ったという事。
なので、僕は間違いなく虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会が好きだという事。
ただ残念ながら虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会は個々のキャラクターにフォーカスを当てるタイプの作品の為『正直このキャラクターはあんまり魅力的じゃないなぁ……』という事が起きてしまうので、他のシリーズよりネガティブ意見が出やすくなってしまう……のは、許してください。
というかそういう売り方じゃんね？ とは思う。
僕は基本、シナリオの本筋に直接関与しないキャラクターは物語において必要が無く、魅力的ではない、と思う人です。これはライターだから仕方の無い部分でもあります。
話が逸れました。まぁ、僕はアニガサキの事が好きだし、嫌いな所もあるよというスタンスです。
だからといって、原作でキャラクターが出した『答え』を真っ向から否定したものを二次創作として作っていいのかなぁ？ という葛藤を抱えたまま、なんとか書き上げた次第であります。
ひょっとしたら、これを誰かに読んでもらったらば、むかつかせてしまうかもしれない。
これが一次創作だったら別に何一つ悩まないんですよ。それもこれも全部受け止められるんですが、二次創作だからなぁ。
テメェが作ったキャラクターじゃない、テメェ以外が心骨入れて作ったキャラを借りて、原作に沿わない事言わせて、それに何の価値があるのか。
価値を持たせて作ったつもりではあるのですが、イマイチ自信がありません。
元々ずっと二次創作はしてこなかったもので、AIイラストの登場をきっかけに二次創作に入ったんですよ。
なぜならAIイラストは性質上既にあるキャラを作る方が安定するから、クオリティ的な意味で二次創作をやる必要があったのです。
※AIイラストの是非は話が逸れるので割愛させてください※
結論は無くて、『好きだからっていう理由での二次創作は、どこまで原作を弄っていいんだろうね……』という悩みの打ち明けでした。
まぁそれよりも竿役の都合で共学化させてる設定のほうが地雷踏みまくってるからもう何でもいいか！！！！！！！！！！！
えー、
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会、優木せつ菜エロノベル
CHOICE！〜Starting Point for a Miracle〜
FANZA様とDLsite様で配信予定です。
配信と同時にエロとバッドエンド以外はpixivで全編公開予定ですので、
もしこの記事で気になったら読んでみてくださいね！
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