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Life of New Balance #1
グレーをコンセプトとした「NEW BALANCE Gray Store」の魅力を語るコンセプトブック『Feel Grey , Feel New Balance』。
福岡で存在感を放つ3名にお話を聞き、ニューバランスを共にするそれぞれのライフスタイルをエッセイとして仕上げました(P01-03)。
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:::対比して常に進化する:::
「NUMATAの靴買ってやろうか?」
名字の“N”から、New Balanceをそう名付けた親父には笑ってしまうが、小学生の僕には印象的だった。だけど自分には少しアンバランスな気がして、一度も履くことなく大人になった。
1年ほど前、〈Aimé Leon Dore〉のPVを見て事態は一変した。僕が一目置くN.Y.のバーバーショップ「Mildred」を舞台に、バスケ好きのキッズ達が登場。足元には“N”の文字。あまりにバシッとハマったNew Balanceに心が奪われた。
入手困難な「550×Aimé Leon Dore」が買えたのはラッキーだったが、サイズをミスるというまさかのアンラッキーなデビュー。今は「Mildred」をオマージュした白いタイルが際立つ自分の店で、オールブラックの「992」を愛用中だ。対比する双方の思想を組み合わせるのは面白い。時に生まれる違和感も、なぜか心地良くてクセになる。だってみんなチョコミント好きだろ?スニーカーなのに高級素材、なNew Balanceもまた然り。
履き心地はまさにキングオブスニーカー。おかげで息子を保育園へ見送るフットワークも軽く、早朝出勤するというライフワークバランスまで整った。
自らの体験から得た新しい感覚と共に進化していきたい。きっとそこから人にギブできるものが生まれると思うんだ。「NUMATAの靴」を履く息子も、日々進歩を見せてくれて頼もしいよ。
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