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万葉の歌 白崎は幸く在り待て

白崎は幸くあり待て 大船に真梶繁貫き またかへり見む (万1668)

好きな万葉の歌のひとつだ。和歌山県の白崎海岸は、白亜の崖がうつくしい海岸として知られている。万葉の昔から風光明媚な海岸として名高かった。

万葉人は船からの景色を楽しんだのだろう。白崎よ、いつまでも今のまま無事であっておくれ、そうしたら大きな船に乗ってまた見に返ってくるよと歌う。

この白崎を擬人化して人に贈りたくなる。

いつまでも達者でいてくださいね。そうしたらまたお会いできますからね。



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