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3分間の無駄話を1000回も配信してきた人たち 本格雑談くちをひらく

皆さんは、平日に毎日3分間の無駄話を世間に配信していると聞いてどう思われるだろうか??しかもそんな愚行を行っているのが声のお仕事のプロである声優さんとラジオ局のアナウンサーであるということ、、、どうゆう事なのか?事細かにお話していきたいと思います

まずは出演者お二人のご紹介

番組名本格雑談くちをひらくはお二人で配信されており、おひとりが東京のラジオ局 ニッポン放送アナウンサー吉田尚記さん、もう一方はアーツビジョン所属の声優中村繪里子さんです

吉田尚記さんはニッポン放送で「ミューコミ」及び、「ミューコミプラス」という深夜帯のラジオを15年間担当され、ご自身でも新しいラジオ(商品名H!nt)を発売するほどのラジオ好きな方               中村繪里子さんは主な主演作にTHE IDOLM@STERの天海春香さんなど、声優さんとして活躍する一方で、関西のラジオ局のラジオ関西や、NHKFMや長野県のコミュニティーFMラジオ局でお話しされたり、YouTubeでラジオをしたり、聞くのも話すのも大好きなほどのラジオ好きな方            そんなおふたりが、各種音声配信プラットホームでやっているのが「本格雑談くちをひらく」です

イベントの告知のはずが、、、

この番組、始まった経緯を吉田さん曰く、「本格雑談くちをひらく」というイベントの告知の為に始めた」とおっしゃっていたのですが、、、お二人の共通点である「好奇心が向いた話にはとことん突っ込む」「いつまでも喋っていられる」が為に、3分間で次回のイベントの告知をしないといけないことを丸投げして、吉田さんの豊富な知識から飛び出した豆知識のお話に対して繪里子さんが食いついて全ったく告知しなかったり、挙句の果てにイベント前日の放送でやっと告知をする始末                 イベント自体は「色んな学者さんを呼んで、お話を聞いて気になったことや言葉をタイムラインが書かれた画用紙に張り付けて振り返りながらみんなで楽しく学びましょう」(過去にはアドラー心理学が専門でいらっしゃる向後千春先生や、通称漢字博士 国語学者、言語学者の笹原宏之先生をお迎えしてお話をしていただいています)とめちゃくちゃ真面目で繪里子さんや吉田さんのお話も相まって面白いのに非常に勉強になるのに、番組で発表するよりも先にコンビニの券発行機で発券できたり、イベント参加者からの感想メールを割とどうでもいいことで一配信分3分かけて話してしまうトンデモ番組なのです

イベントができないなら呼べばいいじゃないお金で

そんな番組にも弱点があり、それは「イベント以外でこの番組の配信をする資金が得られない」ことです。つまりイベントを開催しない事には番組が存続できないのです、そんな最中、コロナがやってきて今まで人を集めて行ってきたイベントが出来なくなり存亡の危機に、、、そこで吉田さんが編み出したのが「リスナーからお金を取り、番組に出演していただける権利」を売るというものです。


詳しくは張らせていただいた放送を聞いていただいた配信を聞いていただきたいのですが、衝撃ですよね「無駄な話を5エピソード、各3万円、合計15万円で番組に出演できます」というトンデモ企画 自分も初聴したとき何を言っているのかさっぱりわからず一時脳がフリーズ状態になりました。

こんな番組だけど忍耐と愛があれば、、、

だけど、上のようなトンデモ企画でも放送で発表されている限り10人前後の方が、応募されているみたいで(番組では、御大臣リスナーと呼ばれています)それもこれも、吉田さん、繪里子さんには昔から愛してくれているファンの方やリスナーさんがずっと寄り添ってくれている空気が感じられる番組であるからだと思いますし、お二人の事をつい数年前に知ったような私の様な若輩者でも聞いていて楽しい配信だとおもいます。

まだまだ語りたいことはいっぱいありますが、(イベントで、測定現場で目印として使う測量鋲を配った話とか)書き出すと止まらなくなるのでこのへんで、基本的にはお二人の無駄話が永遠に続くため、現代の慌ただしい一分一秒を無駄にしたくない方にはおススメしません

吉田さん曰く「無駄な話を聞くことを訓練された訓練兵が集まるサバド」なので、一回配信を聞いてみてもしよかったら聞き続けてくださいそこには栄光の未来?が待ってるかもしれません



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