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年末で仕事が忙しくなり、何も手が付かない日々が続いています。
こんにちは、しんはくです。
宮崎県の日南海岸を少しブラついてきました。

宮崎ではちらほら菜の花が咲き始めました。
例年よりも1週間ほど早いような気がするので、今年は暖冬なのかもしれません。
本州育ちの私からすると、宮崎で冬と呼べるのは12月の1か月間だけです。1月になると文字通り新春の香りが漂い始めます。

今年の空は、特に青いです。
これは中国からの越境大気汚染がほぼ存在しないためです。
現在の中国はコロナ禍に加えて電力不足によって経済活動が停止している状態が続いており、日本の空はかつてないほどに青く澄み渡っています。

例年私の妻は、冬になると咳や鼻水が出て、どこの病院に行っても「イネ科のアレルギーや花粉症による副鼻腔炎」と診断されます。
処方された薬を飲んでもなかなか改善せず、ようやく治ってもまた症状のぶり返しがずっと続きます。

「絶対、原因ちがうだろ。」

と、私はいつも思っています。
イネ科のアレルギーや花粉アレルギーは確かにあるのでしょうが、それが主原因ではない、というのが私の昔からの見解です。

コロナ禍は世界に大惨事を招きましたが、同時に、決してできない実験、すなわち大気汚染を激減させるという実験と結果を私たちに提供しました。
妻の副鼻腔炎は、コロナ禍が始まってから今まで、ぴたりと止まっています。
中国の越境大気汚染が日本人に与えている健康被害と医療費などの損害は、いったいどれほどのものなのでしょうか。
もちろんそんなことを指摘する人は、残念ながら日本にはほとんどいません。
私は日本文化と日本の自然を愛する写真家なので、これまで通り声を大にして問題を指摘し続けるつもりです。
越境大気汚染という無視できない公害に目を背けて生きることは、風景写真家としてのプライドが許せません。指摘し続けることが風景写真家としての義務であると考えています。

それにしても空が青い。
まるで幻想のような風景です。
空が青い。空気も青い。海も青い。陰すら青い。
これが当たり前の風景。
全てが青い。



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