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記事を執筆している現在、台風10号はちょうど薩摩川内市の真上を通過しているようです。 わずか2日前にこの旅で薩摩川内に自分がいたことを考えると、今回もなかなか鋭い直感で悪天候を避けて旅ができたことに感謝しています。 昨日は宮崎市でも突風が荒れ狂い、台風の中心から離れているとは言え、被害がそれなりに発生しました。 私は当初この台風が発生した時点で気象庁の予報が完全に外れることと、南九州へまっすぐ突っ切ってくるところまでは予測していたのですが、このあと台風は玄海灘から日本
神代三陵とは、瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)、彦火火出見尊(ひこほほでみのみこと)、鸕鶿草葺不合尊(うがやふきあえずのみこと)の三人の御陵(以下お墓)です。それぞれ神武天皇の曾祖父、祖父、父、となっていますが、もちろん正確なことはわかっていません。 三人とも日本神話に登場する神々ですが、実在した人物が元になっている可能性はあり、またその場合天皇家の直系である可能性も高いでしょう。 今回、この三陵を一気に巡ってきました。 神代三陵は日本の原点であると私は考えています。
自分でもよくわからない不思議な力に導かれるまま鬼界カルデラを訪れて、今まで漠然としていた点のひとつずつがようやく実感として線で繋がったように感じました。 現地に行くことは大切だと思いました。机の上だけでは分からない事があるものです。特に当時の人たちの心を理解する上で、現地での活動は欠かせないものです。 さて日本神話の話に戻ると、イザナギは黄泉の国から帰って来た後に、アマテラス、ツクヨミ、スサノヲの3大神を生み出します。 そして日本神話で最も有名な、天岩戸の出来事が起
天気予報とは裏腹にまずまずの空模様であったため、ドンドコ島(薩摩硫黄島)に到着してからすぐに、5km四方の小さな島を一周します。 翌日以降は次第に天候が悪化すると、私の直感が言っています。 今回は離島探索最強と言っても過言ではない、スーパーカブ110を持ち込んでいます。 世間では125ccのお洒落なCT125ハンターカブが大人気のようですが、山で本気で使うなら圧倒的にノーマルのスーパーカブ110がおススメです。 意外に思うでしょうが、これにはいろいろ理由がありま
早朝4時にドンドコ島を目指して宮崎市を出発した私は、今回の話のスタート地点でもある都城の檍神社へ参りました。 昨晩の天気予報では、旅の間は全て雨天、しかもかなり大荒れの予想ということもあって、今回の旅に当たっては神様に見守っていただくようにお願いしておく必要を感じました。 神域をうろつくのだから、一応報告しとかないと失礼だからね。 御加護もあったのか、少しずつ天候が落ち着いて雨が止んできました。 まずは大隅半島の垂水から、鹿児島湾を横断して薩摩半島の鹿児島市側へと