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クマを考えるヒント。

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マガジン自然写真家のnote、クマのサブスク限定記事より、クマの生態の理解や考察に関する記事を集めました。 サブスク会員の方は全て無料でお読みいただけます。
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記事一覧

遠くのクマの足のうら。-- 今日のサブスク写真 -38.

さて、イベント撮影のために一度本州に戻っています。 体調不良だったので、今回の道東は不完全燃焼。 そのまま事務所に戻るのもなぁ…と思い クマが出るスポットをチェックして帰ってきました。 陽が高いうちは全く気配が感じられなかったのですが、 日没間際…見つけました。

ヤマメ釣りとクマの跡。

7月も下旬が見えてきて、いったん道東から引き揚げです。 体調を崩してしまって、あまりクマの探索は出来なかったのですが 歩行距離が短くて済むヤマメ釣りをちょこちょこと楽しんでいました。 20cmほどのサイズですが、ここ道東では、まぁまぁのサイズです。 余談なのですが、北海道のヤマメは、大きくなる前に海に降ってサクラマスになる割合が高いので、本州に比べて大きなヤマメが少ないんですよね。 …さておき、この魚の写真の背景、緑色は何か、わかりますか? これが、今回の主題なのです。

音と葉っぱの揺れで見つける。-- 今日のサブスク写真 -37.

道東に来ています。…が他の予定に追われたり、体調を崩したり、となかなかクマを探す時間がとれません。先日、少しだけ時間があったのですが、幸運にも見たい場所でヒグマに出会えました。地味な1枚なんですけど…。

【クマの撮り方】ヤマザクラとツキノワグマ。-- 今日のサブスク写真 -36.

6月は東京と北関東にある事務所を往復しながら、 ヤマザクラにやってくるツキノワグマの観察を続けています。 半分は東京にいるので、ずっと張り付けるわけではなく そう都合よく撮影はできまい…と思ってはいましたが 今年もそれなりにクマに出会えています。 今朝も、一頭、遠くのヤマザクラに登るツキノワグマを すこしだけ観察してきました。 そんな日々の中で、先日、良い出会い、 そして同時に悔しかった撮影がありました。 今日はその中での一枚です。

【クマ情報】祭りの始まり。-- 今日のサブスク写真 -35.

【クマ情報】ヤマザクラにまだ来ない。

6月に入り、初夏と言って良いような陽気を感じる日も 少しずつ増えてきました。 これから注目したいクマの食性として蟻舐めが挙げられます。 それは下記の記事でご覧いただくとして… もう一つ今注目したいのは、サクランボです。

ヤマザクラとツキノワグマ。-- 今日のサブスク写真 -34.

さて、ようやく本州に戻りました。 フェリーから降りたその足で北関東のヤマザクラをチェックしに 車を走らせてきました。

春も終盤 -- 今日のサブスク写真 -32.

ささやかな庭 -- 今日のサブスク写真 -31.

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【無料記事・クマ雑感】4/28根室のヒグマ映像を見て思うこと。 #26

知人から送られてきたこのニュース、見て驚きました。 おそらくこの映像を見た多くの方が、 同じように恐怖を感じたことでしょう。 このニュースを見て私が思ったこと、印象を述べてみます。 ■ 遭遇時の対処について まず、ドライバーの方の行動についてです。 実は現在、ネット環境が悪い所にいるので 映像をしっかり見れてないのですが、 車が親と子の対角線上に入って遮ってしまった、 というわけではなさそうです。 あのタイミングで停まってしまうのも、 一瞬下がった後、アタックの後に走

今、この春注目したいクマの生態。

緑の始まり。-- 今日のサブスク写真 -29.

ヒグマ、ツキノワグマの撮影機材-前編 #25

森と山。 撮影スタイルを2つに分ける フィールドの違い。撮影条件が厳しい野生動物の撮影では、フィールドの状況が、撮れる絵を左右します。そこから撮影機材を選んでいきます。 私がクマを撮影するもっとも多いフィールドは「森」と「山」。この二つで撮影機材、特にレンズに求められるスペックは大きく変わってくるので、そこを中心にお話ししていきましょう。

¥500

遠くのクマの見つけ方。

道東から日光、東京、山梨に岐阜、と移動続けでなかなか更新ができず…。しかしおかげさまで、夏の終わりに、良いツキノワグマに出会うことができました。これから目が離せない実りの最新情報。少しずつですが当サブスクの「クマ情報掲示板」に記していきます。ぜひご覧ください。 さて今回は、秋が本格化する前に書いておきたい「クマの探し方のTIPS」。遠く、広くを眺めてクマの有無を確認する方法です。 ■ 樹上のクマの痕跡を見つける。 まずは、この写真。どうでしょう。季節は秋。 谷の対岸の森を広