見出し画像

ワイルドな堆肥と教師について

畑の師匠に、肥料のことをいろいろ教わっています。師匠はとにかく自然な方法が好き。野菜を育てる支柱や紐も「マイクロプラスチックが出るから」と竹や麻を使って環境のことを考えてます。

そんな師匠だから、土は腐葉土がいいととにかく腐葉土推しです。我が家も生ごみコンポストを考えてるんですよねーなんてさらっと口にしたら…


「コンポストなんか要らないよ!収穫後の枝葉とかゴミとか糠いれてまぜて置いとけばいいんだよ」と師匠の堆肥つくりを見せてくれました。

プラスチックのドラムの真ん中を空けて側面に腐った(発酵した?)植物らしきものがとぐろを巻いてます。明らかにカビな胞子の塊があるところも素手でちゃちゃっと混ぜて、もちろんコバエもぶんぶんぶんぶん。余りにもハエが酷いとキンチョールを使うそうですが、これは酷いに入らないのかと(笑)


私にはこれ使うといいよと20キロの肥料袋に生ごみと糠を入れて逆さまにしておく方法を教えてもらいましたが、私、多数のコバエと対峙できるのだろうか…?ご近所の目を考えても、バッグ式のコンポストか乾燥式のごみ処理器を導入しようかなと思ったりしばらく悩みそうです。


そんなワイルドすぎる師匠ですが、元教師とのこと。現職の時、クレーマー保護者と戦った話や教え子の話など面白いエピソードが沢山。でも、今の先生は大変だよねえと言う話になり、師匠は畑を昔買えてたら教師なんかならなかった!農家になってた!だそうです(笑)どうやら師匠の家は元々教師一家でそこでも何やら揉めたりして嫌気がさしたのかもしれません。


でも、私が一人で畑の使ってないところを耕してるのを見て、こっちが使いやすいと道具を貸してくれて、一緒に耕し畝作りまでやってくれて。土づくりはこれがよくてあれがダメと教えてくれるので、やっぱり師匠は教えるのが好きなんだと思うし教師は転職だったんじゃないのかなーと思います。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?