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【開催報告】シングルマザーズデジタルキャンプ第1回「自分らしく生きるための心と体をつくる ~体と感情のセルフケア~」

シングルマザーズデジタルキャンプ第1回集合研修「自分らしく生きるための心と体をつくる ~体と感情のセルフケア~」を開催しました。

今回は初回ということで、主催者より講座の背景や意図について説明があり、この機会が「社会からの応援」であると確認できました。

学びとスキルアップ

受講生は今日が初顔合わせ。事前にオンラインで自己紹介シートの共有があるなど「ともに学びあう」仕掛けがたくさんあります。

オンラインツールを駆使してシスターフッドを育む中で、働き方の選択肢も増える、そんな希望を感じました。

感情のセルフケア

このコースでは、セルフケア講座でストレッチや瞑想をして、心身をケアするとともに、自分の「感情」をケアするスキルを学び、実践していきます。

本日の講座のテーマ「自分の感情を適切に取り扱うこと」は、健やかに働き、子育てし、人生を切り開いていくためには必須の力です。

感情って、押さえ込まれたり、蓋をされたりしてきていて、当然そうすべき、と思い込んでいるひとが多いですよね。

「そうではない方法があるよ」ということを、このコースの最初に皆さんと共有し、このコース全体を通じて、このような考え方、このような感情の扱い方をみんなで実践していけたら、という願いをこめて、第1回の講座のテーマが決まりました。

講座では、感情の役割をレクチャーした後、実際に最近あった出来事でワークに取り組みました。自分ごととして今日から使えるように意図しています。

自己共感で感情が変化する

嬉しかった出来事、ムカついた出来事、それぞれにその感情の奥にある大切なものに共感するプロセスを、数人の方に代表で体験してもらいました。見守る受講生にも、身近な例だからこそ理解が深まったのではないでしょうか。

1日の終わりに、嬉しかったことイヤだったことを子どもと話すこともお薦めしました。共感的に聴くと、嬉しさは倍増、悲しさや怒りは半減することもあります。

心のセルフケアになり、大切な人と応援しあう方法です。ぜひ活用してくださいね。

参加者の声

「数々のニーズ(自分が大切にしたいこと)を知ったいま、これからは自身の気持ちを言語化する練習ができそうです。他者のコミュニケーションが取る上でも、相手のニーズを尊重した言動を心がけようと思いました」

「ワークを通じて、最近の自分は嬉しいことにあまり目を向けられていないのでは..と気がつくことができました。感情に蓋をせず、小さなことにも喜ぶゆとりを持ちたい。ニーズの概念を学んだのでこれからは訳もなく悲しくなる・イライラするということが減りそうで、本当に大きな学びでした」

「感じた感情をさらに深堀りして何でそう感じたか、その背後にある自分が大切にしたいものは何か?を感じながら生活してみたいと思います」

「シングルマザーになってから、日常の悲しい、大変、ツラいと思う感情が湧き出ても気持ちに蓋をしてきたことに気が付きました。どう消化したらいいのかわからなかったのかなと気が付きました。そして現在同じ状況の方々が参加していることに一人ではないんだと思いました」

「自己共感ができると、とても落ち着くし、自分がここにいる感じがちゃんと強くなるな、と実感しました」

「定期的に、振り返りの時間を持つ。電車の中とか、SNSの時間を減らして、感情に向き合う時間にあてようと思います」

「自分の感情について今回のように対話すると考えが深まることがよく分かりました。一方これを生身の人間に対して行う勇気がまだ持てません。自分でもある程度消化できると思いますが、堂々巡りになることがあります。相手に嫌われたくないがためにマイナスな感情について話をしづらいです」

「休眠預金のことを改めて知り、今回の講座は自分だけではなく、自分を通じて社会に役立つためなんだと改めて思いました。大事なお金を預けて頂いている気持ちです。還元できるよう、よくよく時間を取りながら進みたいなと思いました」

「気持ちを探求する。自分を認め受け止めてけら、相手のニーズ(大切にしたいこと)も考えられる。本当にそうだと思いました。自分の感情を抑えてまず相手の気持ちを考え、合わせていたなと。なので、あとからモヤモヤしていました。自分の感情を知る、深掘りすることをやりたいと思います」

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