【伴走スタッフ日誌2】シングルマザーズデジタルキャンプ・プチコース2期実施レポート:説明会
2月14日から本格スタートした就労支援プログラム「シングルマザーズデジタルキャンプ」。伴走スタッフ檸檬の目線から気づいたことや感じたことをご報告していきます。
プチコース2期生募集・説明会開催
シングルマザーズデジタルキャンプ プチコース2期生は、2024年1月25日の募集開始に伴い、平日のランチタイムと土曜の早朝に、合計7回のオンライン説明会を実施しました。
説明会では、下記の内容をお伝えしました。:
本プログラムは休眠預金を活用した事業で、参加費無料であること
「自分らしく働く」を応援する社会のサポートの仕組みシングルマザーズデジタルキャンプの特徴
プログラムのステップと詳細
スケジュール
シングルマザーズデジタルキャンプの名前の由来
シングルマザーズデジタルキャンプは、一般的な就労支援で提供されるようなスキル訓練の場ではありません。それに取り組むための土台として必要なことをわたしたちはサポートします。
その土台とは、
①心身のセルフケア ②自己探求 ③ピアサポート
と定義しています。
これらをすべてICTツールを活用しオンラインで実施するため、シングルマザーズ「デジタル」キャンプという名前がついています。参加しているうちに自然とデジタルスキルも向上してしまうというメリットもあります。
就労支援で心身のセルフケアを強調する理由
シングルマザーが健康的に長く働くためには「自分のケア」をすることが欠かせません。そのことをわかっていても、日々の忙しさに埋もれてしまって、セルフケアなどできていないという方の方が多いでしょう。
そこで、本プログラムでは、すべての土台として「心身のセルフケア」を重視し、週に3回開催しているセルフケア講座への参加を奨励しています。長らく運動をしていない人でも無理なくできるストレッチと瞑想をおこなう30分のオンラインレッスンです。
自分の健康状態をセルフマネジメントできている人は労働市場でも高く評価されます。まずは、ストレッチと瞑想から、心身のケアを習慣化します。
自己探求 とピアサポートがセットになると効果は何倍にもなる
本プログラムでは、キャリアコンサルタントとの一対一の「キャリア面談」そして、仲間との振り返りをおこなう「グループリフレクション」など、とにかく「自分に向き合う」時間がたくさんあります。
「グループリフレクション」は仲間と振り返りをおこなうプログラムです。
「自己探求」「自己表現」「目標設定」を仲間と一緒におこなうことで新たな自分も発見でき、共に成長できるという特徴があります。
キャリア面談を通じて作った短期目標も、グループリフレクションを通じて振り返り、ブラッシュアップしていくことができます。
シングルマザーのタイムマネジメント
Q&Aでは「時間」について多くの質問がありました。
特にフルタイム働くシングルマザーは、土日は溜まった家事の片付け、翌週の作り置き、子どもとのレジャー、習い事の送り迎えなど、時間に余裕がない状況での参加になるからです。
・オンラインで実施するので出かける準備や移動のコストがかからない。
・子どもが寝静まった平日の夜や土日の早朝を活用して進める。
・急な子どもの体調不良などはお互い様なので安心してください。
と、お伝えしました。
週末の早朝などは、ついつい寝坊してしまったりしますが、目的を持って早起きして、早朝から動くことができると、その後もたっぷり時間があって心に余裕ができます。
セルフケア講座が終わってもまだ朝の7:30ですから!
「明日は早起き!」と思うと、夜もダラダラとスマホを見ずに、早めに就寝することができるので、睡眠の質も向上します。
不安点が解消されると、みなさんホッとした表情になられたのが印象的です。
シングルマザーのリアルな悩みや望み
Q&Aではこんなお話も出ました。
だからこそ、このプログラムに参加して「一緒に歩める仲間」の存在ができることに期待していることが伝わってきました。
説明会の終了時に、笑顔で画面に向かって手を振りながら、
「ぜひ応募してほしいな!一人ひとり、素敵な個性を持っているみなさんの「自分らしく働く」に伴走したいな!」
と、心から思いました。
次回は、受け入れ面談のことをレポートします!お楽しみに。