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「車は買うな、買うなら中古」が強ち当たっている話

僕は子供の頃から無類の車好きでした。だから今日のタイトルはとても頭が痛い話です。正確には「でした」です。


スーパーカーを夢見て育った子供時代。20歳で免許証を取るまでは毎月のように車の冊子を買ったり、プラモデルを作ったりして楽しんでいました。


免許証を取った後から32歳になるまで、12年間で実に7回も車を買い替えている。スポーツカーを中心に湯水の様にお金を費やして来ました。しかし、32歳の時に車を買って以来、50歳になった現在まで同じ車を乗り続けています。そうなんです、今年で18年目になります。


経済的自由を本気で気にしはじめてから、車に対する考え方が変わりました。当時は「節約」と言う意識だったと思いますが、妻にこっ酷く文句を言われたことも大きな理由だったのかも知れません。最近「お金の大学」と言う著書を読んで、自分の選択が正しかったことを痛感しています。


「車は買うな、買うなら中古」


車を保有することで負担する生涯費用ってどのくらいだと思いますか?
ほとんど考えた事はありませんでした。20歳〜70歳まで車を所有し続け、7年ごとに新車に買い替えた標準的なパターンでお示しします。


💰約4,000万円
✅ 車体代金:1,750万
✅ ガソリン代:520万
✅ 保険代(自動車保険・車両保険):490万
✅ 駐車場代:720万
✅ 自動車税・自動車重量税(車検時):470万
✅ その他消耗費

「お金の大学」より抜粋


月計算すると、66,000円です。
これでは酷いし、生活を圧迫しますよね。今考えるととても怖いです。このお金があればなんだって出来ます。それこそ、投資に回していたら莫大なマネーマシーンを作れているかも知れません。


でも、僕のようにある程度郊外に住んでいると、どうしても車は生活の一部として無くてはならない存在です。現在は3人家族で3台保有しており、私は18年目の国産車、妻は14年目の軽自動車、免許を取ったばかりの息子は中古の軽自動車(税込20万)です。幸い戸建てですので駐車場代は不要ですが、それでも保険や車検代は馬鹿にできません。


「お金の大学」では下記を進めています。


✅ 公共交通機関の利用
✅ カーシェア
✅ タクシーの利用
✅ 家族で共有


なかなか難しいですが、個人的にはカーシェアは大賛成です。過去の記事でも紹介していますが、単身赴任先では本当に重宝しています。車としてだけではなく、休憩場所、商談場所、コインロッカー代わりとしても利用していますよ。



そうは言うけど、車を生き甲斐と感じている方もいます。僕の同僚もその一人ですが、彼の考えも一理あります。


🌼 車を購入する際はリセールバリューを念頭に選ぶ
🌼 同じ車を2年以上乗らない


確かに、リセールバリューは大きい。つまり、新車で買って3年後に下取りを出した時に寝落ちしない車種であれば問題は少ない。多くの車種は買った瞬間に寝落ちしますが、なかなか値が落ちにくい車種もあります。だから迷うのですよね。


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「お金の大学」抜粋


さすがに中古でもフェラーリは買えませんが、買うべき車種にはどんなものがあるのか予測はつきそうですね。また、意外と損する車種も存在していますので、車の購入を検討されているのであれば、この辺りは本当に重要です。私のように一度買って最後まで乗り続ける手もありますけどね。


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と、今までつらつらと書いて参りましたが、基本的には経済的自由が欲しい方の節約方法です。若い時は気分や雰囲気に飲まれて周りが見えなくなりがちです。好きな車や趣味に没頭しても良いですが、少しだけ将来のことを考えてみることをお勧めします。


32歳の時から同じ車を乗り続ける。意外と良いものですよ。その時々の想い出がいっぱい詰まっていて、子どもとどんなことを話したか、どこに出かけたか記憶の宝庫なのです。分かりやすく例えると「動くアルバム」なのです。


決してお金がなかった訳では無い、妻が怖かった訳でもない。(少しある)
最後にそう言って背伸びしておきます。本日は「車は買うな、買うなら中古」が強ち間違っていないと言うお話でした。



最後まで読み進めて頂きありがとうございました。
少しでも生活のヒントになれば幸いでございます。🌱


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