土曜のお刺身晩酌
土曜日の出来事。
仕事を終えて帰宅すると、仕事が休みだった夫が塩釜仲卸市場でお刺身を買ってきてくれていた。
宮城県産 カナガシラのお刺身
宮城県産 マトウダイのお刺身
宮城・松島産トマトに福島・浪江町の「浜の輝たまねぎポン酢ドレッシング」がけ
宮城県産サツマイモのカレー風味サラダ
宮城県産山東菜の梅紫蘇和え
白身魚のお刺身食べ比べ。
ぷりぷりのマトウダイとコリコリのカナガシラ。どちらも噛めば噛むほど美味い。上品かつ旨味があって、食べ飽きしない優しい味わい。
日本酒に合う。
夫が松島の「むとう屋」さんで買ってきてくれた日本酒は、初めての「平之丞」
1661年創業の内ヶ崎酒造店さんは宮城県内最古の酒蔵。代表的な銘柄「鳳陽(ほうよう)」は我が家のお気に入りの日本酒のひとつでもある。けれど、橋平酒造店さんで取り扱うお酒をいただくのは初めて。
スッキリとした味わい。それでいて、魚と一緒にいただくとふくよかな旨味が一層際立つ。美味い。
そして、私が仕事帰りに仙台杜の市場の「みちのく酒紀行」さんで買ってきたお酒がこちら。
山形の米鶴さんのお酒は久しぶり。しかも、原料米に亀の尾を用いたものをいただくのは初めて。
これがまた美味い。魚とも野菜とも合う美味さ。
そのまま常温でも美味しいが、ぬる燗が極上の味わい。
どちらも、仕事の疲れも忘れる美味さ。
この日も地元産の魚と野菜、東北の日本酒で、夫婦二人でささやかながら幸せな晩酌のひとときを過ごした。
ここ数日、日本の水産業や海産物に対して、また何やらネガティブな報道があるらしい。
敢えてニュースへのリンクは貼らないけれど、国家を代表する人が、科学的に安全が確認されている他国の農水産物に対して、政治的な意図を持って危険を煽るような発言をしてしまうことを残念に思う。
また、それによって特定の国への反感が高まってしまうことも。
とはいえ、声高に何かを叫ぶことは、私は今は控えたい。
ただ、ほぼ毎日地元産を中心に日本近海の魚を食べ、地元産の野菜を食べている我が家は夫婦揃っていたって健康である。
これは、事実。
何かを、誰かを責めるよりも、私はこれからも美味しく楽しく幸せな食卓を発信し続けたいと思う。
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