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2024/6/10〜6/15のお弁当記録

 今週も毎朝ささっと作ったり詰めたりしてお昼に美味しく食べ続けたお弁当の記録と、一週間の振り返りです。

6月10日 月曜日
 宮城・登米産の梅干し
 チーズ入り卵焼き
 青森県産のごぼうのきんぴら
 宮城・山元町産のズッキーニの塩胡椒焼き

 この日は夫がお弁当不要とのことでお弁当作りは自分の分だけ。
 いつもは卵2個にスライスチーズ1枚で作る卵焼きを卵1個にスライスチーズ1枚で作ったところ、当然ながらチーズ感増し増しの贅沢なおかずになった。ビールが欲しくなる味。
 先週に引き続いての青森県産のごぼうと宮城・山元町産のズッキーニも美味しかった。

6月11日 火曜日
 宮城・登米産の梅干し
 チーズ入り卵焼き
 青森県産のごぼうのきんぴら
 宮城県産のきゅうりの辛子漬け
 日本ハムのモーニングサーブ

 前夜、お弁当用の葉もの野菜を茹でておくのを忘れていたので朝に慌てて切って詰めたのはきゅうりの辛子漬け。市販の辛子漬けの素をまぶしてひと晩置くだけで美味しく漬かる便利な一品で我が家のおつまみの定番。
 前日に引き続いてビールが欲しくなるおかずになった。
 お米に合うものは、お酒にも合う。

 ちなみにこの日はおやつ持参。

三陸銘菓 釜石ラガーボール
ラグビーボールの形

 先週末に釜石に出かけた際に買ってきた「釜石ラガーボール」は釜石の老舗店「洋菓子モンド」さんのお菓子である。
 アーモンド風味のホワイトチョコレートでコーティングされたカステラの中は黄身餡。美味しかった。


6月12日 水曜日
 鮭わかめごはん
 チーズと刻みネギ入り卵焼き
 宮城・石巻産のほうれん草のゆずぽん酢がけ
 青森県産のごぼうのきんぴら
 冷凍食品のつくね串

 ほうれん草にかけたゆずぽん酢は気仙沼・大島のゆずを使用したもの。酸味がまろやかで美味しい。
 大島のものをはじめ、東北には美味しいゆずぽん酢がたくさんあって嬉しくなる。北海道にいた頃からお取り寄せしていた岩手・陸前高田の八木澤商店さんのゆずぽん酢も濃厚で絶品だし、福島の楢葉町のゆずポン酢もゆずたっぷりで美味しかった。同じく福島の浪江町のブランドたまねぎ「浜の輝(かがやき)」を使ったたまねぎポン酢ドレッシングは、サラダや冷奴はもちろん湯で野菜と和えるとそれだけで一品料理になる美味しさ。
 美味しいぽん酢があると、野菜をもりもり食べるようになる。無理なく美味しく食べることが健康に繋がるなら一石二鳥。ありがたいなぁと思う。


6月13日 木曜日 お弁当無し

 この日は仕事を休んで胃カメラを受診してきた。

 35歳になった年、職場の定期健康診断で初めてバリウム検査を受けたところ、翌朝全身に蕁麻疹が出ていた。慌てて病院に行くと、医師はアレルギーではと言う。蕁麻疹は点滴と塗り薬であっさり完治したのだが、それ以来私は職場の健康診断でのバリウム検査受診を止め、自費で胃カメラ検査を受けるようになった。
 しかし、宮城移住に伴う転職後は忙しさを言い訳に胃カメラ受診を怠っていた。特に不調は無くとも、約4年も何も検査していないのはさすがに気がかりである。今の職場の先輩からの勧めもあってインターネットで検索したところ、自宅から公共交通機関で30分ほどの所に良さげなクリニックがあった。鎮静剤を使って負担なく胃カメラ検査を受けられるクリニック。ホームページに明示されている各種検査費用もさほど高額ではなく、しかも毎週木曜日は女性優先だという。口コミの評判も良い。早速予約し、休暇を取って受診したのがこの日だった。

 クリニックの診療開始は午前9時からだったのだが、最寄りの地下鉄駅まで送ってくれるという夫の言葉に甘えた結果、到着したのは午前7時。
 約2時間の待ち時間は久しぶりにたっぷりと読書を楽しんだ。

病院が開くまで、最寄り駅近くのビルの休憩スペースで読書
買ったまま未読だった早野龍五先生の著書『「科学的」は武器になる』
私が早野先生を知ったのはツイッターからでしたが
糸井重里さんとの共著『知ろうとすること。』 には多くを学ばせていただきました。
本書も参考になる点が多く(全てに共感したとは言い難いものの)
繰り返し読むことになるであろう一冊。
一部左派からヒステリックな批判を浴びた『しあわせになるための「福島差別」論』も
是非多くの方々に読んで欲しい良著です。
そして、買ってから何度読み返したか分からない『向田邦子ベスト・エッセイ』
没後40年に出版されたこのエッセイ集は妹の和子さんが選んだエッセイを集めたもの。


 口コミどおり、胃カメラは眠っている間に終わっていた。苦痛は一切なし。医療の発達は凄い。
 検査結果も異状なし。次回受診は2年後で良いですよと言われ、ひと安心。

 検査が終わってクリニックを出たのは、駅ビルのカフェでモーニングが終わる直前だった。前夜8時以降は何も食べていなかったので滑り込むように店に入り、モーニングセットでブランチにした。

カフェベローチェのモーニングセット
「トーストサンド とろ~りチーズ&ツナ」にアイスコーヒー


 この日は検査で鎮静剤を使用しているため運転禁止なので、必然的に午後も仕事は休み。
 ショッピングモール内で開催されていた古本市で文庫本を数冊と、雑貨店で夫へのお土産用のお菓子を購入し帰宅。午後は自宅でのんびり読書三昧。良い一日だった。


6月14日 金曜日
 宮城・登米産の梅干し
 チーズ入り卵焼き
 福島県産ブロッコリーのマヨネーズがけ
 ひじきと大豆と根菜の煮物

 ずっと品薄で高値が続いていたブロッコリーが割と手頃な価格でスーパーの店頭にたくさん並んでいたので、久しぶりに購入。
 決まったメニューを提供しなければならない外食産業の方々にとっては、特定の野菜が品薄になる事や価格が大きく変動することは、たとえ一時的と言われても大問題だと思う。
 けれど、毎日の家庭の献立は、あれが高いこれが無いと騒ぐよりも、その時期その時期で無理なく手の届く範囲のものを食べるのが一番だと思う。
 地のもの、旬のものは、美味しい。
 久しぶりのブロッコリーも、美味しかった。


6月15日 土曜日
 海苔弁(宮城・石巻「丸平かつおぶし」さんのかつお節、宮城・東松島の焼き海苔)
 チーズ入り卵焼き
 宮城・石巻産のほうれん草の胡麻和え
 宮城・山元町産のズッキーニの塩胡椒焼き

 いつもの土曜日は海苔弁に冷凍食品や目玉焼きを載せるだけだが、今日は夫も土曜日出勤だったので定番のチーズ入り卵焼きもきちんと用意。代わりにごはんにスライスチーズは無し。でも丸平かつおぶしさんのかつお節が風味豊かで美味しくて大満足。
 パッケージに「希望」と書かれたこのかつお節を初めて手にした時は、そのすべすべと滑らかな感触に驚いた。今ではすっかり我が家の定番である。口あたりも良く、噛めばかつおの旨味がじゅわーっと広がる。
 焼き海苔もまた美味しい。厚みのある東松島の焼き海苔。朝はパリッとしていた焼き海苔はお弁当を食べる昼にはごはんとかつお節の湿り気でくたっとなっているが、けれど溶けることなくしっかりおかずとごはんとを隔てている。醤油をまぶしたごはんを海苔でくるんで口に運べは、口の中に磯の香りが広がる。美味い。
 美味しいかつお節や海苔があると、海苔弁はもちろんのことパッケージから出して小鉢に載せただけの豆腐も湯でただけの葉もの野菜も極上の一品になるのが嬉しい。


 土曜日出勤だった御同輩の皆様、今日も一日お疲れ様でした。
 お休み中の方々には、ゆっくりと穏やかな週末を過ごせますように。
 明日も仕事の皆様には、心からの敬意と感謝を。


 さぁ来週も頑張ろう。


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