温泉→カレー→こけしの日曜日
3年前に宮城に来て以来、県内各所あちらこちらに出かけてはいるものの、移住してきたのがちょうどパンデミック真っ只中の時期だったこともあって、まだ行ったことのない有名観光地もあったりする。
そんな中のひとつ、鳴子温泉に今日は夫が連れて行ってくれた。
仕事がまだまだ納まらないため日帰りではあったのだが、案内してくれたのは以前私がとあるテレビ番組で見て以来いつか行ってみたいと思っていた鳴子温泉郷の中の公衆浴場。
早稲田大学の地質学・鉱山学の学生さん達が実習で鳴子を訪れた際に掘り当てたという温泉。
館内の写真撮影は遠慮したが、狭いくぐり戸からのコンクリート打ちっぱなしの内装ややや薄暗く高い天井の浴室など、ひなびた温泉&銭湯好きにはたまらない雰囲気。
何よりお湯が良い。
ずーっと入っていたくなる心地よいお湯。
これで550円は安い。
温泉を満喫した後は、JR鳴子温泉駅周辺を散策。
今回は車で出かけて無料駐車場を利用したが、鳴子温泉郷はJR駅から徒歩圏内に温泉施設があるのがいいなぁと思う。
「今度来る時は呑み鉄だね」
「んだな」
と、六角精児さんの某テレビ番組を視聴している人にしか通じない言葉を交わす我々夫婦。
あちこち歩いてからのお昼は、 駅前の「軽食・喫茶 まるゆ」さんへ。
夫は温玉カルボナーラ、私は温玉カレー。
これがどちらも本当に美味しかった。
美味しい上にボリュームもあって、しかもお味噌汁とサラダ付なのがまた嬉しい。
温泉とランチでもう大満足だったのだが、せっかく鳴子まで来たのだからと夫が鳴子名物のこけしをたくさん展示販売している「岩下こけし資料館」にも案内してくれた。
こちらは、2022年に全国ニュースで大きな話題になった場所でもある。
こけしさん、元通りになって良かった。
こちらで夫婦こけしを購入し、その後温泉街で日本酒と名物のしそ巻き、栗だんご、舞茸とわさびの佃煮などを購入して帰宅した。
ちなみに、帰宅するまでずっと、身体はぽかぽか。全く湯冷めしていない。
それどころか、最近酷かった指先のヒビ割れも今は治まっている。
もちろん温泉の効能には個人差はあるのだろうが、鳴子温泉、個人的には嬉しくなるくらい良いお湯だった。
こんなに良いお湯なら、次は日帰りじゃなくどこか温泉宿に泊まろうと夫と話している。
鳴子温泉、おススメです。
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