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水木しげるの百鬼夜行展に行ってきました。

「水木しげるの妖怪 百鬼夜行展
〜お化けたちはこうして生まれた〜」

子供の頃、初めて見た「ゲゲゲの鬼太郎」は幼心に凄く怖かったんですよね。
自分が初めて観たのは、70年代の第2シリーズなんですが、なんかもう、毎回おどろおどろしくて、ちょっとトラウマになるくらい、すごーく怖かった。
でも、80年代の第3シリーズでは、結構、子供向けに怖さを抑えて、キャッチーになっていたので、このシリーズからは少し、妖怪への恐怖心は薄れて楽しめるようになってきました。
そんな幼少期の思い出もあり、妖怪というものへの興味は、ずっと持ち続けていたし、怪談話や、昔の伝承のようなものに登場する、妖怪たちの不思議な魅力は、大人になっていても、忘れずに抱いていたんだなぁと思います。

なので、今回見に行った「百鬼夜行展」も、とても興味深い内容で、とても楽しめましたね。
水木しげる先生の生い立ちから、人生の歩み、そして、創作に対する考え方などが、
展示の中に、わかりやすく組み込まれていたと思うし、
妖怪たちの原画や、当時の道具や資料、立体の模型なども展示されていて、とても見所が沢山ありました。

時間を忘れてしまうくらい、ひとつひとつの作品をゆっくり見ていったのですが、
なんだか、見ていて懐かしい気分にさせられると共に、童心に還って、ワクワクドキドキするような気持ちにもさせられたので、なんだかタイムスリップしたような気分にもさせられて、楽しさと懐かしさが入り混じりつつ、いい時間を過ごす事が出来ました。

個人的に好きな妖怪は、総大将とも言われけている「ぬらりひょん」なのですが、
この妖怪の解説動画が流れていたのを見て、なんだか総大将のわりには、なんか凄みや恐怖のない妖怪だなぁという、変な愛着みたいなものも湧きましたね。

この展示は、11月27日まで、琵琶湖畔の佐川美術館で開催中です。
良かったら、一度、訪れて見てみて下さい。

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