見出し画像

#40 「架け橋ビジネス」および「架け橋生きがい活動」終了のお知らせ。

【40日目】シンガポール人の友人と語らっていて、気がついた。シンガポールを離れるからといって、この国や人との関係が終わるわけではなく、ダイナミックでポジティブな、新しい関係が始まるのだということを。人生は最高だと感謝いっぱいの一日だった。【本帰国まであと60日】

 シンガポール人は年齢問わず、チャンスがあれば海外に移住したいと考えている人が多い。

 リー・クアンユー氏が健在だった頃の資料だけれど、年に1,000人が国籍を捨て、外国に帰化していたそうだ。

 英語に不自由を感じていない人たちだから、住む場所について、広い視点で考えられるのだろう。

 英語教育のたまものではあるが、結果として、国を捨てる国民が増えたのは、予想できていたのだろうか?

それはさておき

「安定した生活が送れて、しあわせならば、世界のどこに住んでもいい。」

というのが、多くのシンガポール人のスタンスなのだ。

 このスタンスは今後も変わらないし、むしろ世代が変われば、加速するだろう。

 

 こういうシンガポール人だから、私が本帰国した後に、彼らがシンガポールを出て行く可能性もある。

 そうなってくると、日本でもシンガポールでもない場所で、再会することも自然だろう。

 海外で暮らす人の中には「●●と●●の架け橋になりたい」と言う人がよくいるけど、オンラインで直接つながることが可能になった現代では「架け橋ビジネス」や「架け橋生きがい活動」は無用になった。

 これからは、個人と個人が、好きなときに好きな場所で好きな手段で繋がることのできる、ダイナミックでポジティブな関係が普通になる。

というか、すでになっている。

 コロナのことはあるけれど、ビデオコミュニケーションツールが進化するためには、必要な時間だったといえるだろう。

 我々の地球は、間違いなく、うまくいっていると思う。

 なにも悲観することはない。

 人生は最高なんだということを受け入れて、感謝いっぱいで笑っていよう。


 日本に戻って、シンガポールで出会った人たちを案内することが、楽しみでしかたがない。

 ガイドブックに載っていない、オリジナルな日本の経験をプレゼントしたい。

 本帰国後は、日本での暮らしが、もっと楽しめるようになるだろう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?