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【制作日誌】企画の方針を整理する【低予算ゲーム】

音楽家に企画を説明するときに
口頭とは言えまとめたので、それベースに
今回の企画意図をいったん言語化しておこう。

まず、低予算でやることの意味は?となったら
それは
「大予算ではできないこと」をやったほうがよい。

それって何?
まあ最近の大作への不満だよね。

個人的には
・グラフィックが美しすぎる
・物語が正しすぎる
みたいなところがキラい。

なんでそうなってるかは当然わかる。
できるだけ等しく「客が払った代金への対価」での
不満を押さえようとしたらこれがいいのだ。
いかに誰でも同じ体験ができるか、という
所に腐心してるわけだ。

まあでも昔って
「グラフィックがスカスカ」な分、
色々と想像がはかどったのが良かったんだよな。

で、いざお気に入りのシリーズのグラフィック3Dになったら
あれ?こんなもん?って感じがした。

想像に勝てるもんはないですよ。

で、現代のゲームにおいてはグラフィックを
「誰が見てもわかるようにしておく」
ということにかかるコストはマジで果てしない。

逆に大作環境ではそこを怠ると売り上げに響くのだが
その危険を冒してでも
「想像力」に重きを置く酔狂な人間を探す方が
まだ我々としては勝算がある気がする。

まとめると
「グラフィックに依存しない面白さを軸にしたい」
ということなんだけど
それってどういうこと?

というのをここから考えていく必要があるね。

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