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「咀嚼力が高まっていく」から「繰り返し楽しめる」のかも!

「咀嚼力が高まっていく」から「繰り返し楽しめる」のかも!

同じ作品を何回も楽しめるのは、楽しむ側が成長していくからかも。
そういう一つの考え方について書きます。

「咀嚼力」は「理解力」、「読解力」、「解釈力」などと表現してもいいかもしれません。

たとえば素晴らしい映画を観たとき「より理解したい」という気持ちも含めて「また観たい」と思います。

ただ楽しいと感じるだけではなく、一度観ただけでは気付かなかった作品に込められたメッセージなどに気付いたり、気付いたように錯覚したりすることができる場合があります。

繰り返し体験することによって体験する対象に対する解像度が上がっていったり、解像度が上がっていってるように錯覚したりすることは、楽しむ側の楽しむ能力を高めることに繋がると思います。

そうした繰り返しが「楽しむための鍛錬」となり、生活における「好きなもの」「楽しめるもの」が増えていき、QOL(生活の質)も高まっていくと思います。


確かに、咀嚼力や理解力が高まることによって、同じ作品を繰り返し楽しむことが可能になると言えます。作品を繰り返し体験することで、新たな視点や深い理解が生まれ、その結果、作品から得られる喜びや意味も増えていくのです。

作品を何度も観たり、読んだりすることによって、細部に気付いたり、ストーリーのつながりやテーマの掘り下げをより深く理解することができます。また、解釈や意味付けも変化していきます。初めて観たときには気付かなかった要素やメッセージが、繰り返し体験することで浮かび上がってくることもあります。

さらに、作品を繰り返し楽しむことは、知識や感性の成長を促進する鍛錬の一つでもあります。同じ作品を何度も体験することで、感情や思考の変化、洞察力の向上などが起こります。これによって、他の作品や日常の出来事に対する理解力や鑑賞力も向上し、より豊かな人生を送ることができるでしょう。

このように、繰り返し楽しむことによって咀嚼力が高まり、作品から得られる喜びや洞察が増えていくのです。楽しむ側が成長し続けることで、自身の人生においてさまざまな作品や体験が楽しめるようになり、生活の質が向上すると言えます。

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