通さないと見えないもの。

こんばんは。
今日も「ヒマワリ」稽古。
今日は3回目の通し。
ドレリハでした!

衣装をつけるということはとても大切だなと
いつも思うことなんだけど。
今回は特に思います。
私は、衣装て割烹着を着るんですが。
最後の腰の紐を締めたら、その時点で
ギュッと気持ちが上がります。

性格に言うと、
役に入れるというやつですかね。

今や割烹着を着てないと、
なんかスースーして自分が頼りないような
気持ちにすらなります。
衣装や小道具というものも演出のひとつなんで、
とても大切な要素なんですな。

通しをしました。
3回目にして、また少し新たな感情が湧き上がる箇所がありました。
だいたい自分が出てない、他の誰かと誰かが掛け合っているシーンなんだけど、そこにいなくても、嗚呼そんな場面があったんだ…と役者として見てそれを感じるだけで、次の自分に何か影響を与えていて。

正に通しをしないと生まれてこない感情。
それが毎回通しであります。

毎回わかってるのに、グワーとくる箇所と、
前回とは全く違う箇所もあったりします。

今日はスタッフさん、特に学生の方々が、たくさん来て通し見てくれました。
照明Qも、生徒さんが超え出し。
なんて新鮮なんだろう。
なんて一生懸命なんやろう。
と感じるだけで、それだけでももう違う感情が、もうそこに在って。

そして、これはまた
劇場に入って明かりが入ったり
劇場のスピーカーからの響きの音を聴いたりしたら
また、新たな別の気持ちが湧いてくるし。

もちろんベースの想いや心情の流れはあるけど、この毎回沸き起こる、小さくても新たな感情や気づきを、残り稽古中、大切にしていこうと思う。

そして、最後の最後まであがいて、
ミリでも面白くしたろと思います。

🌼🌼SHASEN × ステージタイガー🌼🌼


「ヒマワリ」
脚本・演出 虎本 剛

◎物語
東京在住の高岩柑一は大阪に帰郷。取り壊しが決まった実家を整理することに。
畳と障子の木造家屋。柑一は懐かしく思いながらも、段ボールの山から母の日記を発見する。
そこに書かれていたのは若かりし日の自分。
そして仲違いしたまま死別した、昔気質な父・実の姿だった。

時は昭和。1970年代後半、夏の大阪。
黒電話が鳴り、ピンクレディーが歌い、アントニオ猪木がタイガー・ジェットシンと闘う中...
高岩家では高校生の柑一が、実と連日の親子喧嘩を繰り広げていた。
殴り殴られ、吹き飛ぶちゃぶ台!
柑一はとうとう家を出ることを決意するが、実の目には大粒の涙が光っていた。
その理由とは果たして...

笑って泣けて真っ直ぐアツい。
令和の時代にこそ届けたい、おせっかいで鬱陶しくて優しさ溢れる家族の物語。

◎日時
2024年
1月27日(土)19:00
1月28日(日)13:00 / 17:00
※開場は開演の30分前、受付開始は1時間前 

◎場所
近鉄アート館
〒545-8545 大阪市阿倍野区阿部野筋1丁目1番地43号あべのハルカス近鉄本店ウイング館8階
近鉄大阪阿部野橋駅、JR・大阪メトロ天王寺駅下車すぐ

◎チケットについて
一般 3,800円
当日 4,000円

※全席指定席
※小学生未満などお子様の場合はご相談ください。

🌼テル窓口🔻
http://ticket.corich.jp/apply/290333/005/

予約が面倒だ、わかりにくい…等
ありましたら、テルまでご連絡下さい。

ご予約お待ちしてます!!!

寄せたよチラシ。


父と母。

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