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最後まで行く。

っていうタイトルの映画がありますが。

今日は、稽古中の「SWITCH」
とうとう最後、ラストシーンまで行きました。

どんな作品でも、
ある程度そうなっていると思うんですが。

ラストシーンに行くまでに
いっこ前のシーンの人達が、
そのいっこ前のシーンの為に、
2個前のシーンの人達が、
繋いで繋いでの連続でつくってきたものを
ひとつずつ受け取って辿り着く……。
まさにそんなラストシーン!
じゃないかなと思います。

なので、そのラストの為に
受け取って、感じて、渡して、
当たり前のことを丁寧にやる芝居なんだなと
今日のラストシーンの稽古で改めて思いました。

ちょっと話は変わるけど…

今日は、お稽古場が
子供の空手?教室をされてるような団体と
前半、後半で入れ替わるようなちょっと変わった使い方になってしまい。

前半、私達が小さなお部屋でやって、
(↑ここは今まで使ったことないお部屋やった!)後半いつも使ってる広いお部屋に移動という流れになり。

最初使っていた部屋の真上が、交代する大きなお部屋なんだけど、最初にその大部屋を使っていた空手教室の子供たちの声や、ドンと踏み締める足音だろうか、それがめちゃくちゃ大きくて、どないやねん!ってくらいの大きさで響いてきて。
稽古しながらも、その音のあまりの大きさにちょとと皆笑ってまいそうになるくらいで。

けど、

その状況に腹を立てたりせず。
交代する時間になって、うちらの方が早く移動する準備ができて、いつでも上がっていける状態やったんやけど、空手の子供達は退出する準備がまだ出来てなくて。

その時に、
全員出るまで待ってあげようぜと、あまりに全員が上がっていって焦らしたったらかわいそうや!と言って笑って待ってあげれるメンバーばかりで。

このメンバーで今、子供(生徒)・まだ大人と呼ばれない年代の子たちと関わる物語を作れてよかったなあと思った。

こどもって無条件に
愛されて可愛がられて、ある程度許されていいと思う。それが「大人」ではないものの特権でもあるのかなと思う。
それを自分が大人になった時、ちゃんと「子供」に返してあげれたらいいなと思う。

「SWITCH」
学生と、先生の物語です。
それぞれが一生懸命で必死です。
楽しいと思います。

皆様。ぜひ!

このバッキーだいぶ好き


このシーンもええですよ。
今まであまり見たことない感じの役。りかち。
私はクマさんとよく絡んでます。お楽しみに。



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