雪国SNOWCOUNTRY Ⅱ

4K放送が終わって2週間近くなりますね。
メイキングを始め、先日のご本尊様のプレミアムトーク、予告でそこまで出しちゃいますか、
そこまで語っちゃいますか・・・・
という気持ちも少しあります。イセクラの皆さまには、予告があろうがなかろうが必ず見るのですから、敢えて予告は見終わってからで、良いのではないかと思っています。白紙の状態で見た方が、衝撃は大きいのではと思うんですけど。

私と言えば
このちょっと複雑なお話し
毎夜のように繰り返し見返して・・・

ここから先は、ネタバレ含みます。

私自身は、本当に自分が苦しい時
あえて遠いところにいる人と
話をすることが多いのです。
何故なら、話を聞いてもらっている人に
解決を望んではいないから。

愚痴はわりとは言い散らかしますけど
本当に重要なことは周囲には言いません。
当たり前か・・(笑)

駒子も、
島村に解決してほしいとか
現状を救ってほしいとか、
島村に対して
そういう望みは持っていなかったのではないか。

『商売』とか人間関係のないポジション・人である島村に『身内』の熱さを癒してほしかった。やりきれなさを問われることもなく程よい距離であたったり甘えたりしてみたかった。

最初に『友達のような関係』といいつつ
崩してしまったのは島村か?
指で名前をなぞってしまった駒子か?
死んでしまった行男を
愛しすぎないように・・か。

駒子は清潔で意識も高い。
お稽古も熱心だし、
置かれた状況をやむを得ないと
受け止めている。
気が狂いそうな程の情熱をもちながら
微妙なバランスを保って生きている。

家族から『ごめんね』といわれるより
甘えてみたかった。
誰かに甘えたい、そういう感情ではないか。
何も問わない知らない島村に
話を聞いてもらいたかった。

ところが島村は、問うようになってきた。
だから、『帰んなさい』というのではないか?


雪というのは綺麗だけれど、
しーんと静かで冷たい。
心の中の叫びも、情熱も
全て白く冷たい雪が吸い尽くしてしまう。
声は響かない、熱は伝わらない・・
なにもかも閉じ込めてしまう。
そういう閉鎖感を
島村は駒子を通して思ったのかな。


雪国のみなさん、
誤解があったらごめんなさい、
積もる雪の中で暮らしたことがないから
偏見に満ち溢れてたらすいません。
『足りない頭でかんがえろ!』と
怒鳴られそうですね。


このドラマはまだまだ未消化だ。
しつこく見続けます。

最後になりますが、
さほど、直接的なシーンもないのに
溢れる大人の艶気は群を抜いてますね。
○○が○○を〇〇から〇〇〇めて
〇に〇を重ねたシーンに…
倒れそうになりました。
早くみんなと語り合いたい。






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