しなぎれ

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  • 特にテーマのない日記

    特にテーマのない日記。練習用かな

  • オイラーの公式

    高校数学ではやや頼りない説明のされる指数関数や三角関数が、大学で習うような微積分学でどのように説明されるかをふりかえりながら、オイラーの公式の説明をしています。

最近の記事

千鳥(日記57)

芸人さんの話でもなく、Vtuberの足立さんの話でもなく、「千鳥」という言葉のことである。現代で千鳥といえば鳥が沢山いるということと初めに思うべきものなのだろうか、それとも鳥の種類のチドリのことをいうと思うものなのだろうか。そんなことがふと気になった。 広辞苑には最初に「多くの鳥」という意味が出てくる。そして万葉集が引用されている。それから、「チドリ目チドリ科の鳥の総称」という意味が出ている。これだと現代の言葉遣いではどっちが強いのかちょっと分かりにくい。 じゃあと三省堂

    • 恩師(日記56)

      お子さんが今度高校生になるという人と雑談していたら「高校では恩師となるような人と出会って欲しい」ということを仰っていた。そういう期待が私には意外だったので、「恩師ですか?」と言うと、「そういう人いなかったですか?」と聞き返された。 そういえば私が物理をすることにしたのは、高校の時の担任の先生の影響だった。別に授業が分かりやすかったわけでもなく、最先端の研究に通じていたわけでもなかった。気の良いベテラン教師で、怒ったりもせず、憎めないところがあって、生徒はちょっとその先生を小

      • 万年筆(日記55)

        私が最初に万年筆を使ったのは中学生の時だ。中学校に上がるときに父が買ってくれたのだけど、父は授業で万年筆を使うだろうと思って買ったらしい。それを聞いたときは「そんなわけないだろ」と、ものすごく驚いたものだ。ボールペンが公文書に認められるようになって来たのが1970年代という話も聞いたことがあるので、もしかすると父にとってはおかしくない考えだったのかもしれない。 その万年筆を私はいまも大事に使っている。ウォーターマンのエクスクルーシブというラインのものらしい。小学校を上がった

        • 時間を疑う(日記54)

          相対性理論の話をnoteの記事として書いてみようかなという思いつきをどこか他のところでも書いたと思う。相対性理論では時間の概念を問い直さなくてはいけない。そのあたりを強調して書いてみたいというのがアイディアなのである。光速度一定というのがよく相対性理論の説明では強調されるのだけど、ちょっと違う重きの置き方で、ということである。 時間の概念を問い直すとは言っても、それは色んな問い直しの方法がある。そのうち相対性理論と整合するような問い直しの方法だけを議論しなければとても紙面は

        千鳥(日記57)

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        記事

          X: 旧twitter (日記53)

          試みに昔使っていたtwitterのアカウントを復活させた。今でもtwitterと呼びたいところだが、私の持ち物ならともかく所有者がXと呼べ言っているので、しぶしぶXと言うところである。Xて。 いろいろな理由があって昔アカウントを停止したわけだけど、その理由の内のひとつとして、他人の投稿を見ていて気分が良くないというものがあった。それから、なにか書こうとして無駄に時間を費やしている自分というのもいた。私はSNSとの距離の取り方が下手なんだろう。 そうは言っても、あったら便利

          X: 旧twitter (日記53)

          集団的感想(日記52)

          「個人的感想なんですけど~」という言い方がある。一般論じゃなくて、「その人の」感想ということを強調しているのだろう。そうとは思うのだけど、じゃあ集団的感想というものがあり得るのかしらとも思ってしまう。 組織全体として不快感を表明する、みたいなことは確かにある。いってみれば組織的感想。そういうのが表明されるのはだいたい緊張感の高い状況だから、「それって御社の感想ですよね」とか言わない方がいいのだろうが、「御社の感想」という言葉は成立していると私は思う。あくまで個人的な感想です

          集団的感想(日記52)

          休む(日記51)

          連休に個人的なプロジェクトを進めるのも良いと思うのだけど、最近はちょっと疲れているので、このゴールデンウィークは休むことに重きを置こうかなと思っている。ある程度運動しないと体も休まりにくいという話を聞いたので、運動もしつつ、睡眠時間をしっかりとるということなのかなと思っている。湯治にでも行こうかなと思わなくもなかったのだけど、逆にこの時期は人が多くてうんざりするかなと思ってやめておくことにした。時間が取れればそういうのもいいかな。

          休む(日記51)

          パイナポー、小さな方(日記50)

          スーパーでパイナップルが目についた。小ぶりなやつを1個買って食べたのだけど、存外においしかった。後日、売り場にまた行ったら、売り切れかけていたから人気があったのだろう。よく見ると、私が買った小さいのも、それよりも大きいのも同じくらいの値段だった。小さい方がちょっと高級だったのかもしれない。とはいえ、キウイを買うのと同じくらいの値段だったし、食べるところも多かった。満足した。

          パイナポー、小さな方(日記50)

          自己紹介はむずかしい(日記49)

          「自己紹介を書かないとな」とずっと思っているのだけど、そもそもちょっと苦手なのである。下手なことを言って嫌な感じに思われるくらいなら、黙っていてただの知らない人と思われる方が安全に感じてしまう。確かに安全なんだけど、発展性がない。まぁそのうち書いてみようかな。

          自己紹介はむずかしい(日記49)

          守るものなどあまりない(日記48)

          守るものなどあまりない。おかしいな、そんなはずでは無かったんだけど。この年になるまでわりと大事に、いやかなり大事に生きてきたけど、びっくりするくらい何の役にも立ってなくて、気づくと多分この間のゆるい上り坂を登り切ったところがもう最高地点だったのかもしれない。この間って、だいぶ前じゃない。ひどいなぁ。 悲しいけれど仕方ない。そうと分かったらもうちょっと自由に生きてみたいと思う。守るものなどあまりない。守ってくれるものもあまりない。ちょっとばかり勝手したって大して迷惑でもないの

          守るものなどあまりない(日記48)

          不言実行(日記47)

          私は子どもの頃、母によく「不言実行」ということを言われた。子どもというのは、世の中のことを知らなくて、ああしたいこうしたいと言うものだと思うから、私はちょっとその頃の自分のことをかわいそうだなと思う。 結局のところ、私は途中でつべこべと口を出されるのが嫌なので、自分がやっていることを人に言うことは少ないタイプの人になった。有言実行という人もいるけれど、それもなんか敢えて自分にプレッシャーをかけるみたいなことのようなので、自由にああしたいこうしたいということとは違うみたいだ。

          不言実行(日記47)

          問われて名乗らない(日記46)

          「問われて名乗るもおこがましいが」という有名な台詞があるけれど、現代人の私にはどうもピンとこない。問われて名乗らない方が謙虚なのだろうか。「いえいえ、名乗るようなものではないから、初めから名乗らなかったのでございます。」謙虚と言うよりは言い訳がましい感じがしてしまう。「問われて名乗らないのも言い訳がましいが」と言ってから名乗るのを辞退した方がよいのだろうか。そんな気もしてきた。

          問われて名乗らない(日記46)

          重大さ(日記45)

          どの人生も重大で、とりわけ本人にとってはそうなのだということを、最近よく考える。悩み深いときに、自分の状況だけが特異的に困難な状況だと思いすぎない方が良いという話を聞いたことがある。もちろん、状況というのはその人固有のもので重大なのだけど、同時にその状況は人々のものと共通の側面も持っていることも多いのだという。つまりひと言で言えば「決して世界に一人ぼっちでは無い」ということだろうか。なかなか言い方の難しいことだなと思う。

          重大さ(日記45)

          今日の仕事(日記44)

          今日はどういうわけか、今日までの仕事が当日中に来るということが多かった。頼んでいる方は大した仕事じゃないと思っていると思うし、まぁそれひとつならそうなのだけれど、いくつも重なればそれなりに大変である。 とはいえ、こなして帰ってきたので良かった。そんな短期の仕事を振ってくるくらいだから、頼んだ人も忙しそうである。私の仕事ぶりを確かめるひまもなさそうだけど、大丈夫なのかしらと思いつつ、まぁそれは当人の問題だからと考え方を切り離して、家では仕事のことはひとまず置いておこうと思う。

          今日の仕事(日記44)

          フリーソフト(日記43)

          時々音声ファイルの編集をすることがあるので、私はAudacityというプログラムを使っている。無料で使える有名なソフトなのだけれど、意外と使っているという話を聞かない。他に使いやすいソフトがあるのか、そもそも音声ファイルを編集しようという発想にならないのか、とちょっと思ったりしている。 フリーソフトといえば、先日ちょっと別のものをダウンロードする必要があったのだけど、いまだに紛らわしい広告がいっぱい出るサイトがあるのをみて驚いてしまった。というか、実は他の人がダウンロードす

          フリーソフト(日記43)

          多すぎるそば(日記42)

          初めてのお店に入って、かけの鶏天そばを注文したら、ことのほか量が多くて困ってしまった。かけそばだけでも十分な量だったのだけど、鶏天までたくさん同じどんぶりに入っていた。多すぎて困るなんてぜいたくな話だけれど、ちょっと苦しかったのも本当だった。でも、ちゃんと全部いただきました。

          多すぎるそば(日記42)