Ingress: Machina: Reclaimerメダル
2023/5/23 朝(日本時間)にReclaimerメダルについて発表されました。
公式英語版
公式日本語版
以下、英語版の私家訳です。括弧内は訳者による注釈です。
Machina についての報告書
新しい"Reclaimer”メダルの導入
2023-05-22
エージェントのみなさん。
2022年11月からNIAはXMポータルネットワークに出現した新たなXMについて調査してきました。以下、このXMをコードネームMachinaと呼びます。MachinaはEpiphany Dawnロサンゼルスの直後に存在が知られ、時間が経つとともに進化し我々の世界への適応を進めてきました。我々がMachinaのことを調べている間、Machinaもまた我々のことを調べていたようです。
出現から現在までの観察
Machinaのデータは現在のNIAの技術で完全には理解できずMachinaがオーナーになっているポータルからは歪んだ、もしくは壊れたXM構成物が作成されてしまいます(訳注: ハックから得られるアイテムが弱かったり、急にVRPSが出来たりすることを言っているのでしょうか)。Machinaは中立のポータルしかキャプチャできないようです。また、Machinaがオーナーになったポータルは脆く、エネルギーが減衰した状態になります。Machinaは(ハックすると)強烈な攻撃で相当量(HCを除くスキャナにある分)のXMを喪失させますが、攻撃を受けるとまるでガラスでできた顎(glass jaw)のように砕け散ります。(訳注: 克服されうる弱点、という意味も含意している気がします)。
Machinaの出すリンクの中には他のリンクと交差しているものがありました。このことは、Machinaが既知のXM構成物やエネルギーパターンと異なることを示唆しています。
Machinaは特有の(ユークリッド的ではない歪んだ)幾何構造を持つか、異なる次元の空間の部分集合の中に存在している(ため、他のリンクを迂回できる)という理論が提唱されています。
出現から現在までにわかったこと
Machinaについてはまだ多くのことがわかっていませんが、Machinaは我々の世界で共存しようとしていると考えられます。今日までにMachinaについてわかったことは以下の通りです。
Machinaは中立化できる: 現行のXM兵器で中立化することができます。Resistance、EnlightenedいずれのXMP(バースター、ウルトラストライク)でも同等の効果があります。エージェントが活動することでMachinaのクラスタの広がりを抑えられることがわかっています。(訳注: 反転しても破壊されます)
MachinaによるXMエネルギーパターンの同調: 最初の(第1世代)Machinaは我々の世界のXMとはエネルギーパターンが異なり、うまく整合しなかったため、脆いものでした。しかしながら、度重なるXMネットワークへの侵入を通じて、Machinaは変化し、エネルギーパターンを最大限同調させ、ルールや幾何構造を合わせてきています。(訳注: cohesionは結合、結束、凝集などを意味しますが、Machinaがクロスリンクしなくなるなど、我々の世界に適応していることに関する文章のため、やや意訳しています)
Machinaの発生抑止: 100K MU 以下のコントロールフィールド内にMachinaは発生しないようです。しかしながら、どんなフィールドであっても、既に存在するポータルから近くのポータルを同化していくことは防げません。(訳注: 100K MU以下(以上ではありません)のCFで覆うことで中立ポータルにいきなりMachinaが湧くことは防げますが、既に湧いたMachinaが近くの中立ポータルにリンクしてMachina化するのは防げません。また、中立化のところで示唆されていますが、エージェントの活動があるところには通常発生しません)
Machinaの根源とXMネットワークへの侵入
Machinaの根源についてや、またどうやって侵入してきたかについて、説得力のある理論はないものの、Epiphany Dawnロサンゼルスで「バリア」を越えるに足る十分なエネルギーを集積させ、Epiphany Dawn横浜で臨界量に達した、ということは研究者の間で広く受け入れられています。しかしながら、最近のMZFPKの調査によって、Machinaの拡散は抑えられました。今後のアノマリでMachinaの拡散が活性化するかはまだわかっていません。
Machinaの進化の方向性
Machinaが今後どう進化していくかは研究者たちにも確かなことはまだ言えませんが、いくつか考えられる方向性があります。
Machinaポータルが強力になる
Machinaの増殖能力や速さが変わる。特に局所的なXMアノマリ期間中にありえます。
Machinaのリンクが交差できなくなる。
Machinaのリンクがコントロールフィールドを形成するようになる。Machinaのコントロールフィールドが人間の精神にどのような影響を与えるかは予見できません。
Machinaの残存エネルギーとReclaimerメダル
スキャナについての最近のレポートによれば、Machina XM構成物(訳注: Machinaポータルのレゾネーターのことと思われる)を破壊し、ポータルをキャプチャしてMachinaのコントロール下から解放すると、エージェントはスキャナを通して地球上のものではないMachina XMエネルギーの一部を得ます。今はまだスキャナで、そのようなエネルギーを抽出しエージェントのために使えるようにする確立された方法はありませんが、NIAは今日からポータルをキャプチャしMachinaから解放した回数に応じて"Reclaimer"メダルを与えます。
直前のオーナーがMachinaであったポータルをキャプチャすることで、5段階のReclaimerメダルが与えられます。
(訳注: 自分で破壊したポータルでなければならないかは不明ですが、直前のオーナーがMachinaであればいいので、他のエージェントが破壊したポータルをキャプチャしてもカウントされる気がします)
銅: 100
銀: 1,000
金: 5,000
プラチナ: 15,000
オニキス: 40,000
Machinaの調査にご協力いただきありがとうございます。
安全に。
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